仏教の奥深い世界を五感で感じる写真展「中正なる道 -MANDALAという宇宙-」

大和田良さんと大正大学学生たちによる写真展が2020年1月10日より開催される。

 

中正なる道−MANDALAという宇宙−
「木造 大日如来坐像」(重要文化財) 真如苑真澄寺/半蔵門ミュージアム蔵

 

本展のテーマは「中道」。“極端な考えに偏らず、公正なものの見方ができること” というイメージの下、大日如来を中心とした仏の集合体、曼荼羅をモチーフとして制作された。

出展作品は重要文化財の大日如来坐像や、不動明王坐像を撮り下ろした写真に加え、日々のスナップをまとめたスライドショー作品など。会場内に両極とも言える事象を示す作品を配置し、鑑賞者がその中間に立ったときに全景を視界に収められるような構成とした。香りの演出も含め、五感で感じながら仏教の奥深い宇宙観に触れる空間を作り上げている。

■写真撮影

大和田 良、大正大学 仏教学部 仏教学科 国際教養コース3年 (青木瑛由、川久保雄貴、中前いつき、中村菖太、松田紗矢香、山口春世)

 

中正なる道 −MANDALAという宇宙−

会期 2020年1月10日 (金) 〜5月31日 (日)
会場 ESPACE KUU 空 (エスパス空)
住所 東京都豊島区西巣鴨3-20-1 大正大学5号館1F
時間 10:00〜19:00
料金 無料
問い合わせ 大正大学 学長室 広報課 (TEL 03-5394-3025)

関連イベント

いずれも写真展会場にて。参加無料、予約不要。

  • 1月11日 (土) 16:00〜17:00 アーティストトーク
  • 1月11日 (土) 17:30〜17:45 キュレーターによるギャラリートーク
  • 1月11日 (土) 18:00〜19:30 オープニングレセプション
  • 4月18日 (土) 15:00〜16:30 写真家とキュレーターによるトークプログラム

 

 

 

〈文〉鬼沢幸江