新たな表現に挑戦した意欲的な写真が並ぶ公募展「APAアワード2020」

第48回 公益社団法人日本広告写真家協会公募展「APAアワード2020」が、2020年2月29日から3月15日に東京都写真美術館で開かれる。

 

APAアワード2020
APAアワード2020 写真作品部門 文部科学大臣賞「words」(4枚組作品) 平野タカシさん

 

広告作品から選ばれた84作品と、一般公募で選ばれた写真71作品が並ぶ。写真部門の募集テーマは「2020」。

文部科学大臣賞に輝いた平野タカシさんは「紀元前の象形文字が現代にあったら」と想像。意味を形にして撮影し、記号化した。東京都知事賞に選ばれた藏内靖恵さんは異なる文脈で撮影した写真から、テーマに合わせて5枚を選んだ。対象をアンバランスかつ指摘に捉えた点が評価された。

 

第48回 公益社団法人日本広告写真家協会公募展「APA AWARD 2020」

会期 2020年2月29日 (土) ~3月15日 (日)
会場 東京都写真美術館 地下1階展示室
住所 東京都目黒区三田1-13-3 恵比寿ガーデンプレイス内
時間 10:00〜18:00 (木曜 ・ 金曜は20:00まで 入館は閉館30分前まで)
休館日 月曜 (祝日の場合は開館し翌平日休館)
料金 一般500円 学生 (高校生以上)・65歳以上300円 中学生以下無料
問い合わせ 東京都写真美術館 (TEL 03-3280-0099)

 

 

 

〈文〉市井康延