人間と自然との関係を静かに問いかける リーラ・ショーブル写真展「Subsequence Landscape」

リーラ・ショーブル写真展「Subsequence Landscape」が2020年7月4日まで開催、同時にギャラリーのWEBサイトで全作品を公開している。

 

リーラ・ショーブル写真展「Subsequence Landscape」
Leela Schauble, Growing in the Dark (regenerate), 2020 © Leela Schauble Courtesy of the artist

 

リーラ・ショーブルさんはオーストラリアのメルボルンを拠点とし、気候変動などの自然環境問題をテーマに写真や映像作品の制作を続けている。2015年に北極圏、2018年にはアマゾンの熱帯雨林を訪れ、研究者とのフィールドワークなどを通して独自の視点から撮影を行った。

本展はそれらの作品を一堂に展示するもので、日本では自身初の個展だ。「North」「Growing in the Dark」「Signal」の3シリーズから成り、環境問題に対して多角的にアプローチしている。私たち人間は自然とどのように向き合い、責任を果たすべきか、静かに問いかける作品群だ。

 

KOTARO NUKAGAでは、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、マスクの着用や手指の消毒など来館者にも協力を呼びかけている。また、状況に応じて入場制限を行う場合がある。都外からの来館については、都道府県のガイドラインに沿って自粛を。

リーラ・ショーブル写真展「Subsequence Landscape」

会期 2020年6月2日 (火) 〜7月4日 (土)
会場 KOTARO NUKAGA
住所 東京都品川区東品川 1-33-10 TERRADA Art Complex 3F
時間 12:00〜17:00
休館日 日曜・月曜・祝日
料金 無料
問い合わせ KOTARO NUKAGA (TEL 03-6433-1247​)
WEBギャラリー
https://www.kotaronukaga.com/projects/subsequence-landscape_viewing/

 

 

 

〈文〉鬼沢幸江