珠玉の公演が写真でよみがえる 松本徳彦写真展「世界の舞台芸術家 1955〜86年」

松本徳彦さんの写真展「世界の舞台芸術家 1955〜86年」が、2020年7月3日より開催される。

 

松本徳彦写真展「世界の舞台芸術家 1955〜86年」

 

65年前、郷里の尾道で観たバレエ映画『赤い靴』に感動し、舞台芸術への関心を持つようになったという松本徳彦さん。当時は学生だったが、アメリカン・バレエ・シアターの訪日公演の舞台を撮影する機会に恵まれ、以来、国内外の舞台芸術家を写真に収めてきた。

本展では、1955年に撮影したマリア・フェルナンド・モンテスをはじめ、マルセル・マルソーやマヤ・プリセッカヤなど、舞台芸術家たちの名演を捉えたモノクロームの作品を展示。人々を魅了してやまない舞台芸術の素晴らしさを伝える。

■主な出展作品

  • アレクサンドラ・ダニロヴァ「白鳥の湖」
  • マリア・フェルナンド・モンテス (スパニッシュ・ダンサー)
  • マルセル・マルソー「檻」「仮面づくり」
  • ロイヤル・バレエ団 マーゴ・フォンテイン「ジゼル」
  • ベルリン国立バレエ団「ハムレット」
  • モーリス・ベジャール「春の祭典」
  • ベルリン・ドイツ・オペラ、モスクワ芸術座「検察官」
  • ロイヤル・シェイクスピア・カンパニー「冬物語」「オセロー」
  • マーサ・グラハム舞踊団「夜の旅」
  • アルビン・エイリー舞踊団「メモリア」
  • マヤ・プリセッカヤ「バラの死」
  • ジョルジュ・ドン「ボレロ」 ほか

松本徳彦写真展「世界の舞台芸術家 1955〜86年」

会期 2020年7月3日 (金) 〜9日 (木)
会場 ギャラリー・アートグラフ
住所 東京都中央区銀座2-9-14 銀座ビル1F
時間 11:00〜18:00 (土曜・日曜・最終日は17:00まで)
休館日 会期中無休
料金 無料
問い合わせ ギャラリー・アートグラフ (TEL 03-3538-6630)

 

 

 

〈文〉鬼沢幸江