“鳥の視点”で撮影した鉄道風景はこんなにもダイナミックだ! 吉永陽一写真展「空鉄」

吉永陽一さんの写真展「空鉄 (そらてつ)」が、2021年10月17日から開催される。

吉永陽一写真展「空鉄」
© Yoichi Yoshinaga

■ギャラリー

 

吉永陽一さんは、約15年前から「空撮鉄道写真」を撮影している。2011年の初個展「空鉄」を皮切りに、独自の鉄道写真を切り開き、個展や書籍で作品を発表してきた。

本展は、初個展から10年目の節目を飾る写真展として、2021年に国内で撮影した空撮鉄道写真をメインに約15点を展示。私たちが生活する街と鉄道の魅力を、鳥の視点から描き出している。観る者に驚きと新しい視座を与えてくれる作品だ。

また、関連イベントとして10月16日に「古今亭駒治の鉄道落語会」を開催。吉永陽一さんがゲスト出演し、スライドトークを行う。

吉永陽一写真展「空鉄」

会期 2021年10月17日 (日) 〜31日 (日)
会場 Papyrusギャラリー
住所 東京都目黒区下目黒5-3-12 ふげん社2F
時間 12:00〜19:00 (土日は18:00まで)
休館日 月曜
料金 無料
問い合わせ ふげん社 (TEL 03-6264-3665)

関連イベント「古今亭駒治の鉄道落語会」

日時 2021年10月16日 (土) 19:30開演
会場 コミュニケーションギャラリーふげん社
出演 古今亭駒治、吉永陽一 (ゲスト)
参加費 2,000円 (税込)
備考 ライブ配信あり (料金は会場観覧と同額)
申し込み WEBサイトより
https://fugensha.jp/events/211016komaji/

 

吉永陽一 (Yoichi Yoshinaga)

1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。約15年前から鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄 (そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の鉄道空撮写真を発表。そのほか、旅や鉄道情景、廃墟の撮影にも取り組んでいる。2021年10月に2022年カレンダー『鳥瞰鉄道寸景』(ふげん社)、写真集『空鉄 諸国鉄道空撮記』(天夢人) を発売。本展の会場でも販売する。

 

 

〈文〉鬼沢幸江