大杉隼平さんの写真展「KAMIKATSU」が、2022年5月3日から東京のDAIKANYAMA GARAGEで開催される。
四国で一番小さい町・徳島県上勝町。棚田百選に選ばれた「樫原の棚田」や、国の重要無形民俗文化財に指定されている阿波晩茶など、世界に誇る美しい景観と伝統文化がある上勝町を、大杉隼平さんが写真に収めた。大杉さんはこれまでにも上勝町の小中学校で写真撮影ワークショップを開くなど、この町で活動を行ってきた写真家である。
本展は、上勝町と大杉さんによって開催される。上勝町の人々が感じている自然の美しさ、食の恵み、働く人たちといった町の宝である人々の姿を、写真を通してありのままに伝える。地方の活力や魅力が伝わる写真展だ。
会期中、会場において上勝町の特産物なども販売予定。また、2022年5月28日から巡回展が上勝町で開催される。
大杉隼平写真展「KAMIKATSU」-四国一小さな町の人々の生活は今大切なことを問いかけてくれる-
<東京>
会期 2022年5月3日 (火・祝) 〜8日 (日)
会場 DAIKANYAMA GARAGE
住所 東京都目黒区中目黒1-3-12 アーバンリゾート代官山1-2F
時間 11:00〜19:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
問い合わせ DAIKANYAMA GARAGE (TEL 03-3719-0623)
<徳島>
会期 2022年5月28日 (土) 〜6月5日 (日)
会場 上勝町ゼロ・ウェイストセンター
住所 徳島県勝浦郡上勝町大字福原字日浦7-2
時間 10:00〜17:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
大杉隼平 (Shumpei Ohsugi)
1982年、東京生まれ。ロンドンで写真とアートを学ぶ。雑誌、TV、広告、カタログ、宣材写真、アーティスト写真をはじめ、さまざまなブランドとのコラボレーション、企業の撮影など、国内外の幅広い分野で活動中。CP+主催の「ZOOMS JAPAN 2020」において一般投票で最多票を獲得し、パブリック賞を受賞。
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〈文〉鬼沢幸江