多様性に満ちたインダス川流域の魅力を伝える 船尾修写真展「The Great Indus 大河インダスをめぐる人間と自然の織りなす物語」

船尾修さんの写真展「The Great Indus 大河インダスをめぐる人間と自然の織りなす物語」が、2022年11月26日より開催される。

船尾修写真展「The Great Indus 大河インダスをめぐる人間と自然の織りなす物語」

 

25年にわたってインダス川の流域を旅して撮影を行なってきた船尾さん。本展では流域の中でも特徴的な11の地域に焦点を絞り、その多様性に満ちた豊かな世界を紹介する。

1年に3週間のみ凍結するザンスカール川、チベット文化圏にあるラダックで年に一度行われる祭礼や仮面舞踏、アニミズムを信奉するカラーシャ民族の暮らしなど、日本ではあまり紹介されることがなかった地域を捉えた作品約100点が並ぶ。大河インダスの魅力を伝える集大成ともいえる写真展だ。

船尾修写真展「The Great Indus 大河インダスをめぐる人間と自然の織りなす物語」

会期 2022年11月26日 (土) ~2023年1月17日 (火)
会場 キヤノンギャラリーS
住所 東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー1F
時間 10:00〜17:30
休館日 日曜・祝日・12月29日 (木) ~1月4日 (水)
入場料 無料
問い合わせ キヤノンギャラリーS (TEL 03-6719-9021)

 

 

船尾 修 (Osamu Funao)

1960年、神戸生まれ。筑波大学生物学類卒業。20代から30代にかけてアフリカを長期放浪したことがきっかけで写真家となる。「地球と人間との関係性」が作品を貫く大きなテーマ。2016年、第25回林忠彦賞受賞。2020年、第1回江成常夫賞受賞。近著に『満洲国の近代建築遺産』(集広舎)、『大インダス世界への旅』(彩流社)。
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