舞踏家たちが繰り広げる“生きた芸術”を記録した 高島史於写真展「舞を踏む」

高島史於さんの舞台写真展「舞を踏む」が、2023年1月19日より開催される。

高島史於 舞台写真展「舞を踏む」
岩名雅記 「サムルノリ」鏡を抱いた小児は、戦後日本への最終戦争に赴く。(2019年7月30日 d-倉庫)

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高島さんは大学生だった20歳のときに笠井叡の独舞公演「稚児の草子」を撮影して以来、主に踊りを中心として55年にわたり舞台を撮り続けている。シャッター音のしない静音撮影が可能なカメラが登場したことで、舞台写真の撮影は劇的に変わったという。踊る刹那に消え去る舞台芸術を記録として残すことに、重要な役割を感じていると高島さんは話す。

本展では、ここ5年間に撮影した踊りの舞台86本から、50余点を厳選して展示。笠井叡、大野慶人、勅使川原三郎、川口隆夫、ブランカ・リ、舞踏舎天鶏、山田せつ子、岩名雅記、深谷正子といった舞踏家たちが繰り広げる “生きた芸術” を紹介する。

高島史於 舞台写真展「舞を踏む」

会期 2023年1月19日 (木) ~30日 (月)
会場 OM SYSTEM GALLERY
住所 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビルB1F OM SYSTEM PLAZA内
時間 10:00〜18:00 (最終日は15:00まで)
休館日 火曜・水曜・1月29日 (日)
入場料 無料
問い合わせ OM SYSTEM GALLERY (TEL 03-5909-0190)

作品解説

1月22日 (日) 15:00より写真展会場にて。予約不要、参加無料。

 

 

高島史於 (Foumio Takashima)

1948年、東京生まれ。1968年、日本大学芸術学部写真学科在学中に笠井叡公演「稚児之草子」を撮影して以来、主に踊りを中心に舞台を撮り続けている。写真展も多数開催。日本舞台写真家協会会員、日本ベトナム友好協会常任理事。
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