秦達夫さんの写真展「風光の峰 雲上の渓 黒部源流の山々」が、2023年6月29日より開催される。
鷲羽岳を筆頭に、3000mクラスの山々が連なる北アルプス黒部山域。源流部はフライフィッシングの聖地としても知られる。秦さんと黒部との出会いは、あるフライフィッシャーマンの「見せたい風景がある」という言葉が始まりだったという。秦さんは過酷な山行に挑み、イワナの水中撮影も行なった。
「黒部は訪れた人を虜にしてしまう不思議な力がある」と語る秦さん。本展では、約40点の作品で黒部の魅力を伝える。会期中にはトークイベントも開催する。
秦達夫写真展「風光の峰 雲上の渓 黒部源流の山々」
会期 2023年6月29日 (木) ～7月10日 (月)
会場 OM SYSTEM GALLERY
住所 東京都新宿区西新宿1-24-1 エステック情報ビルB1F OM SYSTEM PLAZA内
時間 10:00〜18:00 (最終日は15:00まで)
休館日 火曜・水曜
入場料 無料
問い合わせ OM SYSTEM GALLERY (TEL 03-5909-0190)
関連イベント
いずれも予約不要、参加無料。
■第13回Focus展トークショー「12-200mmが可能にした写真の世界」
日時 7月1日 (土) 15:00〜16:00
出演 新村尚子 (語り)、秦 達夫 (聞き手)
■スペシャルトークショー「なぜ山を撮るのか」
日時 7月2日 (日) 14:00〜15:30
出演 秦 達夫、伊藤哲哉 (写真家)、竹下光士 (写真家)、五十嵐雅人 (『山と溪谷』編集長)
■スペシャルトークショー「山の魅力と山の行動学」
日時 7月8日 (土) 14:00〜15:30
出演 宮本宏明 (全日本山岳写真協会会員)、大野 崇 (全日本山岳写真協会会員)
■「風光の峰 雲上の渓」作品解説
日時 7月9日 (日) 14:00〜15:00
出演 秦 達夫
秦 達夫 (Tatsuo Hata)
1970年、長野県生まれ。自動車販売会社・バイクショップに勤務後、家業を継ぐために写真の勉強を始め、自分の可能性を信じ写真家を志す。写真家・竹内敏信氏の助手を経て独立。故郷の湯立神楽「霜月祭」を取材した『あらびるでな』で第8回藤本四八写真賞受賞。同タイトルの写真集を信濃毎日新聞社から出版。写真集『山岳島_屋久島』『RainyDays屋久島』『New Zealand』ほか多数。新田次郎の小説『孤高の人』の加藤文太郎に共感し、『アラスカ物語』のフランク安田を尊敬している。日本写真家協会会員、日本写真協会会員、日本写真芸術専門学校講師、Foxfireフィールドスタッフ。
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