記憶の中にある“あの夏”と現在・未来の“この夏”が混在する 川口翼写真展「心臓」

川口翼さんの写真展「心臓」が、2023年7月6日より開催される。

川口翼写真展「心臓」

■展示作品ギャラリー (タップ/クリックで拡大します)

 

川口さんは第二回ふげん社写真賞でグランプリを受賞し、写真集『心臓』を上梓した。本展は、受賞および写真集刊行記念展となる。

川口さんがあるとき出合った壊れたカメラ。それは、色調がマゼンタ調に傾くものだった。そのカメラで、懐古する夏として故郷を撮影した「あの夏」と、新しいカメラで現在と未来を意識して撮影した「この夏」が本シリーズに収められている。

会期中の7月15日には、川口さんのギャラリートークを開催。ふげん社写真賞の選考員を務めた写真評論家・飯沢耕太郎さんと造本家・町口覚さんを迎えて語り合う。

第二回ふげん社写真賞グランプリ受賞記念 : 川口翼写真展「心臓」

日時 2023年7月6日 (木) 〜30日 (日)
会場 コミュニケーションギャラリーふげん社
住所 東京都目黒区下目黒5-3-12
時間 12:00〜19:00 (土日は18:00まで、7月7日は20:00まで)
休館日 月曜
入場料 無料
問い合わせ コミュニケーションギャラリーふげん社 (TEL 03-6264-3665)

ギャラリートーク

日時 2023年7月15日 (土) 14:00〜15:30
会場 コミュニケーションギャラリーふげん社
出演 川口 翼、飯沢耕太郎 (写真評論家)、町口 覚 (造本家)
参加費 1,000円 (税込)
備考 オンライン配信あり (参加費は会場観覧と同額)
※アーカイブ視聴可能期間は2023年8月20日 (日) まで
申し込み WEBサイトより
https://fugensha.jp/events/230715talk/

 

 

川口 翼 (Tsubasa Kawaguchi)

1999年、静岡県生まれ。2021年、専門学校東京ビジュアルアーツ写真学科卒業。現在は製本会社に勤めながら、東京で作家活動をしている。2022年、第二回ふげん社写真賞グランプリ受賞。清里フォトアートミュージアム作品収蔵。