大竹英洋さんの写真展「ALASKA -星野道夫の足跡を辿って-」が、2023年10月20日より開催されます。
■展示作品ギャラリー (タップ/クリックで拡大します)
大竹さんは学生時代に、故・星野道夫さんが撮影したアラスカの写真に出会い、写真家を志しました。その後、北米のノースウッズをフィールドとして撮影活動を続けてきた大竹さんが、星野さんの足跡を辿って初めてアラスカを訪れたのは2022年のことです。
そこで出会ったのは、ポイントホープのクジラ漁、伝説の光景とされるカリブーの大集結、星野さんも撮影したザトウクジラ、燃えるような紅葉や美しい星空。奇跡のような出来事の連続だったと大竹さんは振り返ります。約5か月間の旅で、星野さんがかつて出会ったアラスカの人々や大自然、さまざまな生きものたちを撮影しました。
生前に会うことは叶わなかったものの、この旅では「情熱に満ちた星野さんの確かな気配を感じることができた」と大竹さん。「星野さんの言葉を借りるなら、その魂は今も “終わりのない旅” を続けている」
本展では、アラスカで撮影した作品から選りすぐった29点を展示します。うち25点は今回が初公開となります。
大竹英洋写真展「ALASKA -星野道夫の足跡を辿って-」
会期 2023年10月20日 (金) ~11月21日 (火)
会場 キヤノンオープンギャラリー1
住所 東京都港区港南2-16-6 キヤノンSタワー2F
時間 10:00〜17:30
休館日 日曜・祝日
入場料 無料
問い合わせ キヤノンギャラリーS (TEL 03-6719-9021)
ギャラリートーク
開催日 2023年11月15日 (水)・16日 (木)・17日 (金)
時間 各日 17:40~
会場 キヤノンオープンギャラリー1
参加費 無料
定員 各日20名 (先着順)
申し込み WEBサイトより
https://canon.jp/personal/experience/gallery/archive/alaska
大竹英洋 (Hidehiro Otake)
1975年、京都府舞鶴市生まれ。幼少期より東京都世田谷区で育つ。一橋大学社会学部卒業。1999年より北米の湖水地方・ノースウッズをフィールドに野生動物、旅、人々の暮らしを撮影。2018年、写真家を目指した経緯とノースウッズへの初めての旅を綴った『そして、ぼくは旅に出た。はじまりの森 ノースウッズ』で第7回梅棹忠夫・山と探検文学賞を受賞。日経ナショナルジオグラフィック写真賞ではカラフトフクロウの営巣を捉えた写真で第7回ネイチャー部門最優秀賞、先住民アニシナベのムース狩りを捉えた写真で第9回ピープル部門最優秀賞を受賞。2021年、撮影20年の集大成となる初の写真集『ノースウッズ 生命を与える大地』で第40回土門拳賞を受賞。2022年、星野道夫の足跡を辿って、初めてアラスカを旅した。
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