絶景の中を走る只見線キハ40系の勇姿を再び! なじょも写真倶楽部写真展「魚沼を駆け抜けたヨンマル」

なじょも写真倶楽部の写真展「魚沼を駆け抜けたヨンマル」が、2023年11月29日より開催されます。

なじょも写真倶楽部写真展「魚沼を駆け抜けたヨンマル」

 

福島県会津若松市の会津若松駅と新潟県魚沼市の小出駅を結ぶ只見線は、残雪と新緑、緑の絨毯や黄金色の海原、紅葉の破間川渓谷、水墨画のような雪景色など、美しい景観が望める絶景路線として知られています。

その只見線で、旧国鉄時代の昭和50年代から長期にわたり運用されたのが、キハ40系気動車。絶景の中を駆け抜けるその車両は、2020年7月11日に役目を終えるまで多くの人々に親しまれてきました。本展では、魚沼を走り続けたキハ40系と、四季折々の沿線で見つけた「瞬間」を捉えた作品を展示します。

なじょも写真倶楽部の「なじょも」とは、新潟の方言で「どうぞ、いかようにも」という意味。写真家・小竹直人さんの呼びかけによって集まった、魚沼の風土や鉄道を愛するメンバーたちによる初の写真展です。

■出展者

井口富美子、佐藤絵里、瀬沼功一、滝井雅也、萩村徳一、本間由美子、星野正昭、小竹直人 (企画・監修)

なじょも写真倶楽部写真展「魚沼を駆け抜けたヨンマル」

会期 2023年11月29日 (水) ~12月7日 (木)
会場 CO-CO PHOTO SALON (ココフォトサロン)
住所 東京都中央区銀座3-11-14 ルート銀座ビル4F
時間 11:00〜18:30 (最終日は17:00まで)
休館日 日曜
入場料 無料
問い合わせ CO-CO PHOTO SALON (TEL 03-3542-7110)

 

 

小竹直人 (Naoto Kotake)

1969年、新潟県生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。フォトジャーナリストの樋口健二氏に師事。1990年より中国各地の蒸気機関車を取材し、2012年~2017年にかけて中朝国境から中露国境の満鉄遺構を撮影。近年は、郷里の新潟県および近県の鉄道撮影に奔走。新潟日報朝刊の連載「原初鉄路」は200回にわたり掲載され、以降も各地の鉄道を訪ね歩いている。近著に『国境鉄路~満鉄の遺産7本の橋を訪ねて~』(えにし書房) などがある。