運行を終了したSL人吉に感謝を込めて 唐木徹写真展「追憶 SL人吉」

唐木徹さんの写真展「追憶 SL人吉」が、2024年4月4日より開催されます。

唐木徹写真展「追憶 SL人吉」

 

SL人吉は、鹿児島本線の熊本駅から肥薩線の人吉駅まで運行していた、蒸気機関車牽引による観光列車です。機関車は大正生まれの8620形が用いられ、その姿と球磨川沿いを走る車窓からの美しい景観も相まって、多くの人に愛されてきました。

2020年に発生した令和2年7月豪雨により肥薩線は甚大な被害を受け、現在も一部区間を除いて運休しています。復旧に関する協議が続くなか、SL人吉は機関車の老朽化や部品調達の困難さを理由に、今年3月24日をもって運行を終了しました。

本展は、SL人吉が一番輝いていた時を追憶し、もう二度と見られない鉄道風景への哀別と感謝の気持ちを込めて企画されました。「いつか必ず復活する日に思いを馳せながら、球磨地方の鉄道風景の素晴らしさ・魅力を感じていただければ幸いです」と唐木さん。SL人吉の勇姿と沿線風景を、カラー40点で振り返ります。

唐木徹写真展「追憶 SL人吉」

会期 2024年4月4日 (木) 〜 10日 (水)
会場 アイデムフォトギャラリー「シリウス」
住所 東京都新宿区新宿1-4-10 アイデム本社ビル2F
時間 10:00〜18:00 (最終日は15:00まで)
休館日 日曜
入場料 無料
問い合わせ アイデムフォトギャラリー「シリウス」(TEL 03-3350-1211)

 

 

唐木 徹 (Toru Karaki)

1958年、東京生まれ。1985年、自動車メーカー入社。2012年より5年半、熊本に単身赴任。2021年、退職。