奈良を生涯撮り続けた井上博道の代表作が一堂に「大和のこころとかたち」展

井上博道写真展「大和のこころとかたち」が、2026年5月29日より開催されます。

井上博道写真展「大和のこころとかたち」―今よみがえる、奈良の写真遺産―
東大寺大仏殿 除夜 © 井上博道

 

奈良を代表する写真家の一人である井上博道さんは、奈良の美しい自然や仏像に思いを寄せ、2012年に永眠するまで生涯にわたり撮り続けました。抑えた色調の中に一瞬の光と闇が同居する重厚かつ深遠な作品は、高い評価を得ています。

本展では、井上さんが生涯愛した奈良大和の美しい風景や仏像など、代表作約50点を展示。悠久の歴史が垣間見える作品が並びます。

会期中にはギャラリートークも開催。5月31日には写真家・日本写真芸術学会理事の田中仁さん、6月7日には井上博道記念館の井上千鶴さんを迎え、それぞれ「写真家 井上博道を考える」をテーマに語ります。

井上博道写真展「大和のこころとかたち」―今よみがえる、奈良の写真遺産―

会期 2026年5月29日 (金) ~6月11日 (木)
会場 富士フイルムフォトサロン 東京 スペース2
住所 東京都港区赤坂9-7-3 東京ミッドタウン・ウェスト1F フジフイルム スクエア内
時間 10:00〜19:00 (最終日は16:00まで、入館は終了10分前まで)
休館日 会期中無休
入場料 無料
問い合わせ 富⼠フイルムフォトサロン 東京 (TEL 03-6271-3351)

ギャラリートーク「写真家 井上博道を考える」

開催日・登壇者
2026年5月31日 (日) 田中 仁 (写真家、日本写真芸術学会理事)
2026年6月7日 (日) 井上千鶴 (井上博道記念館)
時間 各日15:00〜 (30〜40分間)
会場 写真展会場内
参加費 無料
予約 不要

 

井上博道 (Hakudo Inoue)

1931年、兵庫県の日本海に面した香住に生まれる。生家は臨済宗南禅寺派の禅宗寺院。1954年、龍谷大学文学部仏教史学科卒業。在学中に司馬遼太郎と出会い、その縁で産経新聞社に入社。報道写真家としてのキャリアを積んだ。1966年に独立後は、若手の新進気鋭カメラマンとして大手出版社の写真雑誌で活躍。写真家・岩宮武二に招かれて1983年より大阪芸術大学の教壇に立った。大学退職後は撮影・創作活動に専念。1992年、龍谷大学より「龍谷賞」受賞。2010年、第7回飯田市藤本四八写真文化賞受賞。2012年、撮影中の不慮の事故により81歳で他界。生涯で50冊あまりの写真集を遺している。
→ 井上博道記念館