場所に刻まれた時間の層を可視化する 佐藤時啓写真展「Strata of Time 積層する時間 八戸/東京」

佐藤時啓さんの写真展「Strata of Time 積層する時間 八戸/東京」が、2026年6月25日より開催されます。

場所に刻まれた時間の重なりを可視化する
© 佐藤時啓 (An Hour Exposure Shibuya 1990-2017-2026)

 

写真を通して、時間と空間の関係性を探求している佐藤さん。撮影と投影、再撮影を組み合わせた独自の手法で、場所に刻まれた記憶や時間の層を可視化してきました。

2022年に八戸市美術館で開催した個展では、《Magic Lantern》シリーズを発表。三社大祭や冬の民俗行事「えんぶり」などを撮影し、それを再び八戸の風景に投影して再撮影することで、1枚の写真の中に異なる時間や空間を重ね合わせた作品です。

本展では、《Magic Lantern》シリーズに加え、東京の変化を長時間露光で捉えた新作《An Hour Exposure》、昼の風景を夜の同地点に投影して再撮影した《Phantom Images》も展示。日常の場に刻まれた、光と時間の儚い重なりを可視化する試みです。

会期中には、トークイベントやギャラリートーク、ポートフォリオレビューも開催されます。

佐藤時啓写真展「Strata of Time 積層する時間 八戸/東京」

会期 2026年6月25日 (木) ~8月6日 (木)
会場 キヤノンギャラリー S
住所 東京都港区港南2-16-6 キヤノン Sタワー1F
時間 10:00〜17:30
休館日 日曜・祝日
入場料 無料
問い合わせ キヤノンギャラリー S (TEL 0570-07-9264)

ギャラリートーク

日時 2026年7月4日 (土) 15:30〜
会場 キヤノンギャラリー S
登壇者 佐藤時啓
参加費 無料
申し込み 不要

トークイベント

日時 2026年7月11日 (土) 14:00~15:30
会場 キヤノンホール S (キヤノン Sタワー3F)
登壇者 佐藤時啓、伊藤俊治 (美術史家 / 東京藝術大学名誉教授)
定員 150名 (先着順)
参加費 無料
申し込み 7月11日 (土) 12:00までにWEBサイトより (ただし定員に達し次第、受付終了)
https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/sato-strata

ポートフォリオレビュー

日時 2026年7月31日 (金) 17:30~
会場 キヤノンギャラリー S、CANON INNOVATION LAB “WITH” (キヤノン Sタワー2F)
レビュアー 佐藤時啓
定員 レビュイー 5名、オーディエンス 8名 (いずれも抽選)
参加費 レビュイー 6,600円、​オーディエンス 3,300円 (いずれも税込)
申し込み 7月23日 (木) 23:00までにWEBサイトより (申し込み状況により早期終了の場合あり)
https://event.personal.canon.jp/events/view/3646

 

佐藤時啓 (Tokihiro Sato)

1957年、山形県生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。写真の構造に着目した光の表現や普及活動を自身の身体性に根ざした活動として続けている。主な個展に、酒田市美術館 (1999年)、シカゴ美術館 (2005年)、「Presence or Absence」Frist Center for the Visual Arts (2010年)、「そこにいるそこにいない」東京都写真美術館 (2014年)、「八戸マジックランタン」八戸市美術館 (2022年) など。第65回芸術選奨文部科学大臣賞受賞、東京藝術大学名誉教授、土門拳写真美術館長。