中村卓哉さんの写真展「鬼界」が、2026年7月24日より開催されます。

約7300年前の巨大な海底火山噴火にともなって形成された、世界最大規模のカルデラ「鬼界カルデラ」。薩南諸島の北部に位置する薩摩硫黄島は、その外輪山の一部です。
薩摩硫黄島ならではの自然現象が「海中オーロラ」。島の火山活動によって湧き出した温泉が海へ流れ出し、海水と反応することで、海が幻想的な色合いに彩られます。中村さんは、かつて破壊と再生を繰り返しながら生物圏を形成してきたこの地の痕跡をたどるように海へ潜り、火山に登り、撮影を重ねました。
平安時代末期には鬼界ヶ島 (きかいがしま) と呼ばれ、流刑地として罪人から恐れられたという薩摩硫黄島。古来より、人智を超えた恐ろしい存在や破壊的な自然現象は鬼に例えられてきました。「それらと対峙した時に抱く畏怖の念の向こう側に、私の心を揺さぶり続ける唯一無二の世界が存在する」と中村さんは語っています。
中村卓哉作品展「鬼界」
会期 2026年7月24日 (金) ~8月6日 (木)
会場 ソニーイメージングギャラリー
住所 東京都中央区銀座5-8-1 銀座プレイス6F
時間 11:00〜19:00
休館日 会期中無休
入場料 無料
問い合わせ ソニーイメージングギャラリー (TEL 03-3571-7606)
中村卓哉 (Takuya Nakamura)
水中写真家。10歳の時に沖縄のケラマ諸島でダイビングと出会い、海中世界の虜となる。海中世界の命をテーマに、新聞や雑誌に連載も多数掲載。講演会、テレビ、ラジオへの出演などで環境問題を言及するなど、活動の幅も広い。8K映像の水中撮影や編集なども手掛け、ドキュメンタリー番組の撮影や映像提供も豊富。著書に『海の辞典』『わすれたくない海のこと 辺野古・大浦湾の山・川・海』『パプアニューギニア 海の起源をめぐる旅』『辺野古-海と森がつなぐ命』『海のメッセージ 地球・人間・時代』など。第2回日本写真絵本大賞 優秀賞受賞。
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