キヤノンの写真・映像作家発掘オーディション「GRAPHGATE」第3回受賞者の個展を順次開催

キヤノンマーケティングジャパンが主催する写真・映像作家発掘オーディション「GRAPHGATE」の第3回グランプリ・優秀賞受賞者による企画展が、2026年8月18日より順次開催されます。

GRAPHGATE企画展:大野咲子個展「Parallel Self-Portraits」
企画展は、大野咲子さんの個展「Parallel Self-Portraits」(8月18日~22日 キヤノンギャラリー銀座) からスタート。

 

「GRAPHGATE (グラフゲート)」は、作品作りに強い意思を持った新しい可能性や才能と出会うことを目的として、2023年に立ち上げられました。第3回グランプリを受賞した奥田峻史さんの作品展はキヤノンギャラリー Sにて、優秀賞を受賞した大鐘愛子さん、大野咲子さん、kokoroさん、水島貴大さんの作品展はキヤノンギャラリー銀座・大阪にてそれぞれ開催されます。

受賞者たちがこれまで何を思い、どのような創作活動を行ってきたのか、これから何を目的に何を表現していきたいのか、その想いの通過点となる企画展です。

 

第3回 GRAPHGATE グランプリ : 奥田峻史個展「地に足をつけて、浮く (仮)」

奥田さんは、末期癌を宣告された祖母の生活を記録した作品でグランプリを受賞しました。個展ではそれに加え、同時期に末期癌が見つかった祖父、日常を共にする妻、そして自身を写した作品を、新作映像も含めて展示予定。身近な家族と自身へカメラを向け、そこにある身体の重力と、それを持ち上げる生命の浮力を見つめ直します。

会期・会場

2026年11月13日 (金) ~12月15日 (火) キヤノンギャラリー S

第3回 GRAPHGATE 優秀賞 : 大野咲子個展「Parallel Self-Portraits」

週末に夫婦の時間を過ごす人、子どもと2人で暮らしている人、結婚を選択していない人、仕事を辞めて育児に注力する人、不妊治療を経て子どもを授かった人・授からなかった人、病とともに過ごす人など、さまざまな背景を持つ同世代の女性15名が登場。揺れる鏡の前で彼女たちと肩を並べ、対話を重ねながら撮影した作品です。

会期・会場

2026年8月18日 (火) ~22日 (土) キヤノンギャラリー銀座
2026年10月6日 (火) ~10日 (土) キヤノンギャラリー大阪

ギャラリートーク

■ギャラリートーク (銀座)

日時 2026年8月22日 (土) 14:00~15:00
会場 キヤノンギャラリー銀座
ゲスト シンヤB |Shinya B (写真家、ドラマトゥルク、テンプル大学アート学科上級准教授)
定員 なし
予約 不要

■ギャラリートーク (大阪) ①

日時 2026年10月9日 (金) 18:30~19:30
会場 キヤノンギャラリー大阪
ゲスト 姫野希美 (赤々舎代表)
定員 先着30名
予約 10月8日 (木) 23:59までにWEBサイトより
https://personal.canon.jp/event/photographyexhibition/gallery/ono-parallel

ギャラリートーク (大阪) ②

日時 2026年10月10日 (土) 14:00~15:00
会場 キヤノンギャラリー大阪
ゲスト シンヤB |Shinya B
定員 なし
予約 不要

第3回 GRAPHGATE 優秀賞 : 大鐘愛子個展「あふれる。」

GRAPHGATE企画展:大鐘愛子個展「あふれる。」

2019年から継続的に取り組んでいるスティルライフのシリーズを展示。大鐘さんが目を留めたさまざまなモチーフを、色彩とSurreal (奇抜で不条理、でもなんだか面白い)、Shape (外形・輪郭) に着目して撮影しました。大鐘さんの「好き」と「色彩」があふれる作品です。

会期・会場

2026年8月25日 (火) ~29日 (土) キヤノンギャラリー銀座
2026年10月13日 (火) ~17日 (土)キヤノンギャラリー大阪

ギャラリートーク

日時 2026年8月27日 (木) 17:00~
会場 キヤノンギャラリー銀座
ゲスト 齋藤精一 (パノラマティクス主宰)
定員 なし
予約 不要

第3回 GRAPHGATE 優秀賞 : 水島貴大個展「環島回憶錄 / Memoirs of Huandao / Taiwan 2020-2025 / Contact sheets」

GRAPHGATE企画展:水島貴大個展「環島回憶錄 / Memoirs of Huandao / Taiwan 2020-2025 / Contact sheets」

台湾全土で、街とそこに生きる人々を取材した作品。タイトルの「環島回憶錄」は、台湾を周回する旅の道・環島 (ファンダオ) に由来します。環島を経て、はじめて自らが台湾に生きる一人であると認めることができる。現地ではそう考えられているといいます。時間をかけて台湾全土を周り、そこに生きることでしか捉えることのできない視線を持って撮影した、水島さんの「環島」となる作品です。

会期・会場

2026年9月1日 (火) ~5日 (土) キヤノンギャラリー銀座
2026年10月20日 (火) ~24日 (土)キヤノンギャラリー大阪

ギャラリートーク

日時 2026年10月24日 (土) 15:00~16:00
会場 キヤノンギャラリー大阪
ゲスト 百々 武 (写真家)
定員 なし
予約 不要

第3回 GRAPHGATE 優秀賞 : kokoro個展「here in the blue, you are known」

GRAPHGATE企画展:kokoro個展「here in the blue, you are known」

「この世界には、目には見えない、それでも確かに私たちを生かしているものがあります」とkokoroさん。個展では、受賞作をはじめ、初写真集の作品群、映像作品を展示。人や風景、抽象的なイメージを通して、言葉にならなかった感情や、他者や世界との間に生まれた微かな気配をすくい上げています。

会期・会場

2026年9月8日 (火) ~12日 (土) キヤノンギャラリー銀座
2026年10月27日 (火) ~31日 (土)キヤノンギャラリー大阪

ギャラリートーク

日時 2026年9月12日 (土) 15:00~
会場 キヤノンギャラリー銀座
ゲスト 柴田聡子 (シンガー・ソングライター、詩人)
定員 なし
予約 不要

会場

キヤノンギャラリー S

住所 東京都港区港南2-16-6 キヤノン Sタワー1F
時間 10:00〜17:30
休館日 日曜・祝日
入場料 無料
問い合わせ キヤノンギャラリー S (TEL 0570-07-9264)

キヤノンギャラリー銀座

住所 東京都中央区銀座3-9-7
時間 10:30〜18:30
休館日 日曜・月曜・祝日
入場料 無料
問い合わせ キヤノンギャラリー銀座 (TEL 0570-03-7682)

キヤノンギャラリー大阪

住所 大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト1F
時間 10:00〜18:00
休館日 日曜・月曜・祝日
入場料 無料
問い合わせ キヤノンギャラリー大阪 (TEL 0570-04-7850)

受賞者プロフィール

奥田峻史 (Shunji Okuda)

1999年、奈良県奈良市生まれ。高校時代、友人や街で出会った人々の語りをビデオカメラで記録し始めたことを機に、映像および写真制作を始める。以降、独学で作品制作を続け、現在は写真家 / 映像作家として活動。人間の身体が持つ「個別性」や「有限性」を軸に、個と世界との関わりについて探究する作品を発表している。
→ Webサイト→ Instagram

大野咲子 (Sakiko Ono)

広告写真家として活動を開始し、約20年間にわたり食分野を中心に撮影を行う。商業写真の経験を経て、作家として「家庭」や「幸福」をテーマとする作品制作を始め、不妊治療を通して家族のかたちを見つめ直した写真集『家族のあとさき』を上梓。現代社会における他者との関係性や家族像の変容を主題に、継続的な考察と表現を行っている。
→ Instagram

大鐘愛子 (Aiko Ogane)

1989年生まれ。東京綜合写真専門学校夜間部卒業。その後スタジオに就職。現在は会社員として働きながら作家活動を行っている。受賞歴に、第63回日本映像スタジオ協会スタッフフォトコンテスト協賛賞、IMA next テーマ『color』グランプリ。
→ Webサイト→ Instagram

水島貴大 (Takahiro Mizushima)

写真家。1988年、東京都出身。街とそこに生きる人をテーマに写真作品を制作してきた。生まれ育った街である東京都大田区を撮影した作品「Long Hug Town」を2018年に出版。以後、2020年より新たな制作のため台湾へ移住し数年を過ごす。土地を変えながらも継続したテーマを撮影している。国内外の企画展参加、個展開催など多数。東京では2016年よりインデペンデントギャラリーであるTOTEM POLE PHOTO GALLERYの活動に参加。2017年、PhotoONE / 台北國際影像藝術節でのポートフォリオレビューにてグランプリを受賞。2026年日本写真協会賞新人賞、第27回三木淳賞。
→ Webサイト→ Instagram

kokoro

東京を拠点に活動するフォトグラファー、ビジュアルアーティスト。ロンドン芸術大学 University of the Arts London短期留学にてさまざまな表現方法に触れるなか、写真に自分との類似性を感じ、本格的に活動を始める。現在は写真を軸に、アーティスト写真や雑誌・Web媒体での制作を手がける。主に音楽やファッションの分野に関わり、近年はMusic Videoなど映像表現にも取り組む。静寂のなかに宿る確かなもの、魂や愛のうごき、目に見えないそれらの気配を、ツールを通して表現する。
→ Webサイト→ Instagram