小池英文さんの写真展「瀬戸内家族 / 九夏の頃に」が、2026年8月26日より開催されます。

夏休みとお正月は、妻の実家である瀬戸内の島で過ごしている小池さん。瀬戸内の風土を縦軸に、家族の営みを横軸に編んだ写真集『瀬戸内家族』(2017年 冬青社) は、第27回 (2018年) 林忠彦賞の最終候補作品にノミネートされました。
シリーズ最新作となる本作は、夏の終わりをテーマに、新作を中心とした展示となります。瀬戸内の島で夏を過ごすようになってから20年余り。「東京で暮らす私たち家族にとって、自然の生命力に圧倒される島の夏は尽きることのない遊び場だ」と小池さんは語っています。ささやかな幸せに包まれた、かけがえのない家族の時間を呼び覚ます作品群です。
現在、小池さんは『瀬戸内家族』の続編となる写真集も制作しています。そちらは、家族の姿を通して、今という時代の空気や社会のうねりを浮かび上がらせるものにしたいとのこと。本作とは趣が異なるように思えるかもしれませんが、決して相反するものではないといいます。
「なぜなら、夏の光は追憶を誘うだけではなく、先の見えない時代を歩く私たちの道行きを照らす一条の光にもなりうるからだ」と小池さん。本作は、小池さんがこれから描き出す作品世界への静かな序章でもあります。
会期中の8月30日には、写真家の井津建郎さんをゲストに迎えてのトークイベントも開催されます。
小池英文写真展「瀬戸内家族 / 九夏の頃に」
会期 2026年8月26日 (水) 〜9月12日 (土)
会場 S3 Gallery TOKYO
住所 東京都豊島区雑司ヶ谷3-6-6 東興ビル103
時間 14:00~19:00
休館日 日曜・月曜・火曜
入場料 無料
オープニングレセプション
日時 2026年8月28日 (金) 19:00〜
会場 S3 Gallery TOKYO
参加費 無料
トークイベント 井津建郎 (写真家) × 小池英文
日時 2026年8月30日 (日) 15:00~
会場 S3 Gallery TOKYO
登壇者 小池英文、井津建郎 (写真家)
定員 20名 (事前予約制)
参加費 500円
予約・問い合わせ S3 Gallery TOKYOへEメールにて (メールアドレスは以下のURL参照)
https://www.s3gallery.jp/up-coming-exhibition
小池英文 (Hidefumi Koike)
1964年、東京都生まれ。都立高校を一年間休学し米・カリフォルニア州に渡る。現地公立高校を卒業後、アメリカ全土を旅する。大学卒業後は海外取材を繰り返し、写真と記事を多くの新聞や雑誌に発表。近年は国内にも目を向け、2017年に写真集『瀬戸内家族』(冬青社) を刊行。同作で林忠彦賞最終候補にノミネートされる。また、同名のフォトエッセイを産経新聞に連載中。ほか、写真集『THE DELTA / Ganga Sagar Island1999-2024』(PRASADA BOOK) が、2025年度土門拳賞最終候補にノミネートされている。
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