場所も時間も異なる写真同士が響き合う 中井菜央写真展「ゆれる水脈」

中井菜央さんの写真展「ゆれる水脈」が、2026年9月11日より開催されます。

中井菜央個展「ゆれる水脈」

 

みすず書房が運営するWebマガジン「WEBみすず」で連載されたエッセイに書き下ろしを加え、撮り下ろし写真を組み合わせた中井さんの新刊『ゆれる水脈 ── 写真 表象のさきに』(みすず書房) が発売されます。中井さんはエッセイの執筆を通し、長らく目を背けていた幼少期の記憶と対峙することで、自身にとっての写真の本質とは何であるかを探っていきました。

その刊行を記念して開催される本展では、エッセイの執筆と、海をモチーフに北海道で撮影した新作「海の緒」の制作を経て生まれた作品群を展示。生まれ育った滋賀と北海道という、撮影された場所も時間も異なる写真同士が響き合い、旋律となるように構成されます。

会場では、新刊『ゆれる水脈 ── 写真 表象のさきに』の先行販売も行われます。また、会期中の9月20日には、中井さんのギャラリートークを開催。新潟「砂丘館」館長の大倉宏さんをゲストに迎え、言葉を紡ぐことと写真制作との関わりについて語り合います。

中井菜央個展「ゆれる水脈」

会期 2026年9月11日 (金) 〜10月4日 (日)
会場 ふげん社
住所 東京都目黒区下目黒5-3-12
時間 12:00〜19:00 (土曜・日曜は18:00まで)
休館日 月曜・火曜・9月23日 (水・祝)
入場料 無料
問い合わせ ふげん社 (TEL 03-6264-3665)

ギャラリートーク 中井菜央×大倉宏

日時 2026年9月20日 (日) 14:00〜15:30
会場 ふげん社
登壇者 中井菜央、大倉宏 (砂丘館 館長)
参加費 1,200円 (税込)
備考 オンライン配信あり (参加費は会場観覧と同額)
※アーカイブ視聴可能期間は2026年10月18日 (日) まで。
申し込み Webサイトより
https://fugensha.jp/events/260920talk/

ギャラリーガイドツアー

日時 2026年9月27日 (日) 14:00〜 (30分程度)
会場 ふげん社
解説者 中井菜央、関根 史 (ギャラリーディレクター)
参加費 無料
申し込み 不要

 

中井菜央 (Nao Nakai)

1978年、滋賀県生まれ。日本写真芸術専門学校卒業。出版社写真部勤務を経てフリーランス。モチーフだけを決め、あらかじめテーマを設定することなく制作を始め、撮影の中でテーマを見出してゆくスタイル。外界に在るもののさきに、自分の内界に潜むものを発見し、それをテーマに据えて、「私とは、世界とはなにか」を問い続けている。これまでに、名取洋之助写真賞奨励賞、さがみはら写真新人奨励賞、日本写真協会新人賞などを受賞。写真集は『繡』(2018年 赤々舎)、『雪の刻』(2022年 赤々舎) がある。2026年秋、赤々舎より新作写真集『海の緒』、みすず書房より文章と写真を合わせた書籍『ゆれる水脈』を上梓。
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