新たな“驚異の部屋”を構築する うつゆみこ写真展「かみがみ ひとびと ものも゙の ゆめゆ゙め」

うつゆみこさんの写真展「かみがみ ひとびと ものも゙の ゆめゆ゙め」が、2026年10月9日より開催されます。

うつゆみこ個展「かみがみ ひとびと ものも゙の ゆめゆ゙め」

 

うつさんは、自身が愛する動物・昆虫・植物・人などの有機物と、オブジェやフィギュア、雑誌・書籍からの図版などを組み合わせた作品を制作しています。2023年に上梓した作品集『Wunderkammer』では、それらを15世紀〜18世紀のヨーロッパで作られていた「驚異の部屋」になぞらえて発表しました。「驚異の部屋 (Wunderkammer=ヴンダーカマー)」とは、さまざまな収集物を収めた博物陳列室のことです。

本展では、フリマサイトで散見される、かつては家庭で「驚異の部屋」を築いていたであろう土産物や人形、そして自身と父母・祖父母が収集した品々も用いて、新たな世界の構築を試みました。「見知らぬ文化や精神世界との出会いは喜びとときめきをもたらすものであり、創造の源泉である」という自身の根幹に立ち戻るとともに、これからも自身にとっての「驚異の部屋」を作り続けていくという、うつさんの意思表明でもあります。

会期中には、写真評論家の飯沢耕太郎さんをゲストに迎えてのギャラリートークや、ギャラリーガイドツアー、うつさんが来場者を撮影するポートレート撮影会も開催。ポートレート撮影会では、うつさんがコレクションしている背景布や小物を使って撮影することも可能です。

うつゆみこ個展「かみがみ ひとびと ものも゙の ゆめゆ゙め」

会期 2026年10月9日 (金) 〜11月1日 (日)
会場 ふげん社
住所 東京都目黒区下目黒5-3-12
時間 12:00〜19:00 (土曜・日曜は18:00まで)
休館日 月曜・火曜
入場料 無料
問い合わせ ふげん社 (TEL 03-6264-3665)

ギャラリートーク うつゆみこ×飯沢耕太郎

日時 2026年10月10日 (土) 14:00〜15:30
会場 ふげん社
登壇者 うつゆみこ、飯沢耕太郎 (写真評論家)
参加費 1,200円 (税込)
備考 オンライン配信あり (参加費は会場観覧と同額)
※アーカイブ視聴可能期間は2026年11月8日 (日) まで。
申し込み WEBサイトより
https://fugensha.jp/events/261010talk/

ギャラリーガイドツアー

日時 2026年10月24日 (土) 14:00〜 (30分程度)
会場 ふげん社
解説者 うつゆみこ、関根 史 (ギャラリーディレクター)
参加費 無料
申し込み 不要

うつゆみこによるポートレート撮影会

開催日 会期中の金曜・土曜・日曜
所要時間 15分程度
会場 ふげん社
参加費 1パターン 5,000円、2パターン 8,000円 (いずれも税込)
備考 1パターンにつき3名まで撮影可。当日支払い。
申し込み 撮影希望日の2日前までにEメールまたは電話にて。作家在廊時は当日受付も可。
https://fugensha.jp/events/261009portrait/

 

うつゆみこ (Yumiko Utsu)

1978年、東京都生まれ。早稲田大学第一文学部中退、東京写真学園 写真の学校・プロカメラマンコース修了。松濤スタジオ勤務を経て、2005年頃より作家活動を始める。2006年より写真の学校講師。動物や昆虫、植物、オブジェやフィギュア、図版などを組み合わせて、対象から得たインスピレーションにより作品を制作。国内外での個展およびグループ展に参加。写真集に『はこぶねのそと』(2009年 アートビートパブリッシャーズ)、『Wunderkammer』(2023年 ふげん社)。また『PORTRAIT』『うつつのゆめ』『Charming Charms』ほか多数のZINEを制作。第26回ひとつぼ展グランプリ (2006年)、第34回「写真の会」賞 (2024年) 受賞。
→ WEBサイト │ → X │ → Instagram