機材レポート

爽やかな初夏の多摩川土手を軽快なE-410で撮り歩く…

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あ、シロツメクサの花って、まだ咲いてるのネ。まあ、ちょっと“くたびれた感じ”はするけど、そこがまたイジらしかったりして…。そんな中に、小振りな『E-410』を可愛らしく埋もれさせてみました~!

 日程的には、CAPAやデジキャパ!の原稿執筆に集中しなきゃいけないんだけど、今日(正確には昨日だけど)は久しぶりに天気が回復したので、カメラを持って思わず外出する。ん~、まあ、デジキャパ!の追加作例の撮影なんだけどネ(苦笑)。それでも、使用するカメラがこの春話題の小型デジタル一眼レフ『オリンパスE-410』ということで、この天気と同様に晴れやな気分になってくる。京王線の京王多摩川駅で下車して、すぐ近くの多摩川土手まで歩く…。

 E-410のどこに魅力を感じるかといえば、ボク個人としては、多くのカメラにはある「グリップ部の膨らみがない」という点を挙げたい。それによって携帯性や収納性が劇的に良くなるわけじゃないし、手に持った際の安定感からいえば、むしろマイナス要素になるかも。でも、その視覚的&心理的な“軽快さ”は、他のコンパクトタイプの機種にはない魅力だと思う。同社のフィルム一眼レフの名機「OM一桁シリーズ」の印象に似てるよね。まあ、そこを狙って設計されたカメラだけど。ZUIKO DIGITAL ED14~42ミリも、E-410ボディにベストマッチのスリムで軽快な標準ズーム。やっぱ、E-410ボディ+14~42ミリ+40~150ミリの「ダブルズームキット」が基本かな(今日持ってきたセットでもある)。それに35ミリか50ミリの単焦点マクロレンズを加える。そんな“最小限のセット”を持って、ふらりと2泊3日程度の撮影旅行に出かける…。う~ん、イイねえ~。そんなイメージが勝手に膨らんでくる、E-410との多摩川散歩なのでした。

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東京都(調布市)と神奈川県(川崎市多摩区)を隔てる、多摩川に架けられた京王相模原線の鉄橋。オリンパス機特有の“深みのある青空の色”が印象的…。このE-410、ライブビュー機能が使えたり、画質モードに「RAW+SHQ」が選べたり、CFとxDカードのダブルスロットだったり…と、機能や仕様はかなり本格的。そう、ただコンパクトで軽快なだけじゃないんだよね(ZUIKO DIGITAL ED14~42ミリF3.5-5.6で撮影)