ファインダーを固定式にして価格を抑えたキヤノンフレックスの普及モデル
キヤノンFLEX RP
キヤノンフレックスRPのコンセプトは、59年に発売されて大きなヒット作となった距離計連動機「キヤノン P」同様、高級機をより身近にすることだった。発売は上位機種のフレックスRPと同じ60年9月。フレックスをベースに、ボディの上部カバーとペンタカバー部を一体構造としたファインダー固定式に変更し、セルフタイマーを、フレックスのシャレたデザインのものから一般的なレバー式に変更することでコストダウンしたモデル。基本性能はフレックスと同じで価格は約20%も安かった。