機材レポート

仕様は平凡かも…でも、やっぱ便利!!キヤノンEF24〜105ミリF4L IS

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このEF24~105ミリ、明るさは「F4」と平凡だけど、この外観の雰囲気は「Lシリーズ」製品特有のもの。でもって、安定した描写性能や、MFリングの操作感など、上位機種の標準ズームに相応しい資質を備えてマス!

 昨年の春にも、仕事に煮詰まったあげく、ネットショッピングで「カートに入れる」をポチッとしてしまった。んで、そのブツがコレ。『キヤノンEF24~105ミリF4L IS USM』である。はい、ここで注釈。表記上うっとおしいので、この後は「USM」は省きマ~ス! ボクは、フィルムのEOSの頃から、標準ズームとして「EF24~85ミリF3.5-4.5」を愛用してきた。そういえば、このEF24~85ミリは、最初に買ったデジタル一眼レフのEOS D30(今の30Dじゃないよ)や次のD60でも使用したっけ…。

 でっ、その24~85ミリから“EOSの標準ズームの座”を奪い取ったこの、EF24~105ミリF4L IS。その大きさや風貌は、まるで大口径F2.8標準ズーム並。いや、大口径F2.8標準ズーム使ってないから、本当はよくわからんけど(苦笑)。望遠側が105ミリまでカバーしているとはいえ、F4の開放F値では意外とボケ効果は大きくない。実際、撮影現場で「なんだか背景がゴチャゴチャしちゃうなぁ」と感じることも多い。ま、そういうボケ効果が欲しい場合は、タムロンの90ミリF2.8マクロやEF135ミリF2Lに交換しちゃうけどネ。

 それでも、EF24~85ミリF3.5-4.5より画質は安定しているし(絞り開放時とか、画面周辺部の描写とか)、MF時のフォーカスリングの操作フィーリングも格段に高い。正直、EF24~85ミリのフォーカスリングは使う気になれなかった…。画質面での泣き所は、EOS5Dのような35ミリ判フルサイズだと、24ミリ付近の広角では絞り込んでも周辺光量低下が見られる…という点かな? ま、それも絵柄によるし、気になる場面はRAW現像の際に補正しちゃうけどねー。もちろん、シャッター速度約3段分のブレ補正効果がある「IS機能」の搭載も、言うまでもなく超便利! 開放F4、最短撮影距離0.45㍍…と、スペック的にはフツーなんだけど、実際に使ってみるとバランスの良さが実感できる。「どうしても大口径じゃなきゃイヤっ」という人以外にはオススメ!!

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毎度おなじみ明日香村(奈良県)でのワンシーン。西国七番札所「岡寺」。その参道入口に、石造りのシブい鳥居がある。夕方の斜光線に照らされて、何とも味わい深い風景を作り上げていた(キヤノンEOS5D EF24~105ミリF4L)