機材レポート

第一印象から導き出した“自分なりの設定”『パナソニック LUMIX DMC-FX700』

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 前回も書いたとおり、ボクが『パナソニック LUMIX DMC-FX700』に惹かれたのは、ステレオ音声の「AVCHDフルハイビジョン動画」や、「P、A、S、M」の露出フルモードや、フル画素で「最大10コマ/秒」の高速連写、などなど。…あと、新開発のMOSセンサーにも期待したいところだけど、その描写性能は、じっくりと使い込まないとわからない。

 ただ、第一印象としては「他社で採用されている裏面照射型CMOSほどの“高感度ノイズ耐性”はないかも」ということ。もちろん、画素数も違う(FX700などのMOSセンサーの方が高画素)ので、単純に比較はできないけど、画質を考慮するならあまり高感度にしない方がイイかも。…ということで、撮影メニュー内の「ISO感度上限設定」は200に設定しておこう。そういえば、他社のカメラだと、このクラスの機種にISO上限設定ってあまりないんじゃない?

 あと、春モデルから搭載されている「超解像技術」について。今回のDMC-FX700に関して言えば、この機能をONに設定すると、ちょっと“やり過ぎ感”を覚える描写になることが多かった(といっても、そう多く撮ったワケではないが)。これにはレンズ性能(解像力やコントラストなど)も関係してくるのかもしれないが、超解像の効果が強すぎて、輪郭部が強調され過ぎる印象を受けるんだよね(もちろん、ボク個人の印象だけど)。…ということで、この機能はOFFにしておこうっと!

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先週末は、行く先々で“お祭りモード”になってたナァ。お神輿や法被姿の人は見かけなくても、通りに提灯やしめ縄飾りがあるだけで、お祭りの雰囲気が漂ってくるからネェ~。あ、提灯を模した看板に「浅草」って書いてあるけど、ココは浅草じゃないヨ。
◆パナソニック LUMIX DMC-FX700 24ミリ相当で撮影 プログラムオート F2.2 1/30秒 -1.3補正 WBオート ISO200

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作例撮影を終えて、とある定食屋に入る。そして、生姜焼き定食を食べながら、テレビのニュースを観ながら、店主のおばちゃんと談笑。…で? この紙袋は、いったいナニ?(笑)
◆パナソニック LUMIX DMC-FX700 24ミリ相当で撮影 プログラムオート F2.2 1/10秒 WBオート ISO200