機材レポート

P5000ってハンパっぽいの?実は高品質な1000万画素機

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Webやカタログ等の“カメラ単独写真”じゃわかりにくいけど、クールピクスP5000って、思った以上に小さいんだよね~。あまり手が大きくないボクが持って、こんな感じなんだもん。

 いま、ボクの手元に、仕事で借りてる『ニコン・クールピクスP5000』がある。次に発売されるデジキャパ!7月号の「“デジカメソムリエ”吉森信哉の注目デジカメフィールドチェック!!」用なんだけど。これがサァ、思ったよりイイのよね。…実は、使う前はあまり期待していなかった。いや、最初の最初は期待してたよ。「1000万画素CCD、手ブレ補正VR、マグネシウム合金製ボディ、PSAMの4露出モード搭載、アクセサリーシュー有り」というスペックはソソられるからね。でも、実際にメーカーのショールームや販売店でイジっていたら、すぐに興ざめしちゃった。ボクが重要視する「MF機能」がない! 仮にも「本格的な」という形容詞がつくカメラに「MF非搭載」って、そんなのアリ!?(憤慨) カタログの仕様には「マニュアル(99点)」という表記があるけど、これは画面上のAFエリアの数。MFの距離ステップの事じゃないのヨ。

 でも、仕事用だけでなく、プライベートで撮影していたら、じわじわとその良さが見えてきた。まず、レンズシフト式の手ブレ防止機能「VR」の補正能力が、かなり高いということ。いや、マジで効くよ~、このカメラの手ブレ補正は! そして、感度アップ時のノイズ感も含め、現在の1000万画素機の中でトップクラスの描写性能が得られること。画角的には物足りない36~126ミリ相当の光学3.5倍ズームニッコールレンズも、描写性能はかなり高い。まあ、「もう少し重厚感が欲しいかな」という思いもあるけど、気軽に携行する常用機と考えれば、全体的にスリムで(グリップ部以外)200㌘と軽量なのは、むしろアリガタイ事だろう。

 それに、憤慨ポイントの「MF非搭載」も、フォーカスモードを「遠景AF」に切り替えることで何とか我慢できそう。これは、5㍍以上離れた遠景にピントを合わせるモード。電車内から車窓風景をよく撮るボクとしては、最低限こういうモードは欲しいからね。

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今日(正確には昨日)、3歳になる息子が、幼稚園で可愛い「カタツムリ時計」を作って帰ってきた。それを玄関に置いて記念に撮る。ISO200に設定したけど、あまり明るくない玄関照明でノンストロボだと、得られるシャッターは1/8秒。その速度で「60ミリ強」相当のズーム域で3枚撮る。1枚目はごくわずかに手ブレ。だが、残りの2枚は完ぺきシャープ。やっぱ、P5000のVRって強力!!