機材レポート

この冬の大注目スマホ! カメラ性能は本気だけど値段は手頃な「HUAWEI nova 5T」がコスパ良すぎ!

11月29日に発売されるファーウェイの新スマホ「HUAWEI nova 5T」。この端末の“推しどころ”は、何といってもカメラ機能!

 

この端末は、誰でも手軽にアーティスティックでビューティフルな写真を撮ることができます。しかも写真だけでなく、動画も美しく撮れるんです! カメラには一家言ある「CAPA」読者の皆様にも、きっと満足のいくカメラ機能だと思いますよ。

 

では、具体的にどんなところがスゴいのか、ご説明いたします!

 

AIで使い分ける、4つ+1つのカメラ!

見てください、このカメラの数!

 

ズラリと並んだカメラは、上からそれぞれ約1600万画素超広角カメラ、約4800万画素メインカメラ、約200万画素被写界深度補助(測定)カメラ、その横に約200万画素マクロカメラとなっています。

 

そして端末正面左上には、約3200万画素のセルフィーカメラが!

 

いったい5つもカメラがあって、それぞれどんな写真が撮れるのか? 様々な機能がありますが、筆者が特に「これだ!」と思った機能をメインにご紹介します!

 

ヒトを「ヒト」と認識する

HUAWEI nova 5Tのカメラ機能のなかで特に気になったのは、「AIポートレートカラー」動画撮影! リアルタイム処理で、動画撮影時に人物の色だけを残した状態でモノクロ撮影が可能です(※動画撮影時のみ)。

 

例えば、下の写真で端末を手に微笑むおねーさん。こちらは編集部のデジカメで撮影したものですが……

なんと、AIポートレートカラーで撮影するとおねーさんの背景がモノクロに!

 

人物をしっかりと認識して、人物以外をモノクロにしています。上の写真ではあえて静止画っぽく見せていますが、おねーさんが動いても、同じようにカラーとモノクロに分けられます。

 

これさえあればSNS映え動画どころか、個人のちょっとしたPV・MV撮影にも使えそう! ワンランク上をいくカッコイイ動画が撮りたいクリエイターにも全力でオススメしたいですね。

 

それ以外にも人物関連の撮影機能として、ポートレート撮影(静止画)では被写界深度補助カメラが大活躍。人物の周りに自然なボケ効果を施すことで、人物を際立たせ、まるでプロが撮ったかのようなポートレート写真が撮れます。

 

マクロも夜景も“映え”間違いなし!

「スーパーマクロ」では、4cmという超至近距離の“寄り”で撮影することが可能。肉眼では見落としてしまいそうな細かい模様まで撮影することができ、日常の何気ない“小さな世界”を美しく切り取ることができます。

 

さらに、この端末のカメラ機能で特筆すべきポイントは、暗い場所でも鮮明に被写体を撮影できる「夜景」モード! 4つのサブピクセルをひとつにまとめて効率的に光を取り込める4 in 1ライトフュージョンで、明るさが足りないような場所でもビビッドな写真が撮れます!

 

デモとして置かれていたのは、1か所だけ“撮影口”が開けられた1つの箱。肉眼では箱の中は真っ暗で、普通に箱の中を撮影しても「何じゃこりゃ?」となるわけですが、夜景モードで撮影すると……

 

箱の中にある動物の模型が、こんなにキレイに! 明るさが足りないシーンでも、自然で美しい写真撮影が可能です。

 

なお、最高ISO102400という一眼カメラ並みのISO感度に対応しているので、写真撮影の腕に自信がある人は「プロ」モード設定でISO感度を調節することでも、暗いなかでキレイな写真を撮ることができます。

 

 

最近主流の…

正面左上にひっそりと佇むインカメラ、ディスプレイは最近主流となりつつあるパンチホール型ですね。

 

91.6%の画面占有率で、撮った写真や動画を、美しく広々とした画面で楽しむことができます!

 

気になる市場想定価格は?

さて、こんなに優れた撮影機能が揃っていて、値段もさぞかしそれなりに…と思いきや!

 

市場想定価格、税抜5万4500円!

 

ハイエンド機並みにカメラ機能が充実しているのに、値段は意外とお手頃なんです! カメラ機能に特化して、それでいてコスパが良いという、写真好きにとってはたまらない端末ですね。

 

2019年冬、そろそろ新しい端末にしたいと考えている方もいると思いますが、「SNSで映え映え(ばえばえ)する写真が撮りたい!」など、カメラの性能を重視するならHUAWEI nova 5Tは強力な選択肢になるでしょう!