機材レポート

専用RAW現像ソフト使用で高画質を極める!?『シグマ DP2 Merrill』

シグマ DP2 Merrill
今回の撮影では、すべてのシーンで三脚を使用。そして、ISO感度を下げ、MFモード(拡大表示)で厳密なピント合わせをおこなって、可能な限り“高画質”を追及。

 先日紹介した、約4600万画素の有効画素数を誇る「Foveon X3ダイレクトイメージセンサー」搭載の『シグマ DP2 Merrill』。今回は、その驚異の高画質コンパクトデジカメのオリジナルデータ版をお届けしマース! いや、待てよ。専用のRAW現像ソフト「SIGMA Photo Pro」を使って完成させたデータだから「オリジナル」とは言わないか…? とにかく、カメラ内の画像処理エンジンで生成された“撮って出しJPEG”とはひと味違う描写をご堪能あれ!(参考までに、撮って出しJPEGも1シーンほど掲載)

 ちなみに、現像時の調整パレットの設定はと言うと…。「コントラスト」と「ハイライト」は少々抑えめ(マイナス側に調整)。「シャドウ」と「シャープネス」は少々プラス側に調整。「彩度」はほんのわずかプラス側に調整。「輝度ノイズ」は1段階ほど抑える。「露出」や「ホワイトバランス設定」や「カラーモード」は、基本的に撮影時の設定に従うが、例外的に一部設定を変更したカットもあり…といった感じ。まあ、それらの調整具合が適切かどうかは怪しいけど(苦笑)、その高画質ぶりは十分に堪能してもらえると思うヨ。

(C)吉森信哉
◆シグマ DP2 Merrill 30ミリF2.8 絞り優先オート F2.8 1/250秒 +0.3補正 WB:晴れ ISO100 三脚使用 JPEG(※RAWデータをSIGMA Photo Proで現像)

(C)吉森信哉
◆シグマ DP2 Merrill 30ミリF2.8 絞り優先オート F5.6 1/40秒 -0.3補正 WB:晴れ IS0100 三脚使用 JPEG(※RAWデータをSIGMA Photo Proで現像)

(C)吉森信哉
◆シグマ DP2 Merrill 30ミリF2.8 絞り優先オート F11 1/25秒 -0.7補正 WB:晴れ IS0100 三脚使用 JPEG(※RAWデータをSIGMA Photo Proで現像)

(C)吉森信哉
◆シグマ DP2 Merrill 30ミリF2.8 絞り優先オート F11 3.2秒 WB:オート IS0100 三脚使用 JPEG(※RAWデータをSIGMA Photo Proで現像)

(C)吉森信哉
◆シグマ DP2 Merrill 30ミリF2.8 絞り優先オート F2.8 1/200秒 -0.3補正 WB:晴れ IS0100 三脚使用 JPEG(※RAWデータをSIGMA Photo Proで現像)

(C)吉森信哉
◆シグマ DP2 Merrill 30ミリF2.8 絞り優先オート F11 1/80秒 -0.7補正 WB:晴れ IS0100 三脚使用 JPEG(※RAWデータをSIGMA Photo Proで現像)

上の写真のオリジナルデータ
(C)吉森信哉
◆シグマ DP2 Merrill 30ミリF2.8 絞り優先オート F11 1/80秒 -0.7補正 WB:晴れ IS0100 三脚使用 JPEG(※撮影オリジナルデータ)

(C)吉森信哉
◆シグマ DP2 Merrill 30ミリF2.8 絞り優先オート F2.8 1/4秒 -0.3補正 WB:オート IS0100 三脚使用 JPEG(※RAWデータをSIGMA Photo Proで現像)

(C)吉森信哉
◆シグマ DP2 Merrill 30ミリF2.8 絞り優先オート F3.5 1/800秒 -0.3補正 WB:晴れ IS0100 三脚使用 JPEG(※RAWデータをSIGMA Photo Proで現像)

(C)吉森信哉
◆シグマ DP2 Merrill 30ミリF2.8 シャッター優先オート F9 1/2秒 -0.3補正 WB:晴れ IS0100 三脚使用 JPEG(※RAWデータをSIGMA Photo Proで現像)

(C)吉森信哉
◆シグマ DP2 Merrill 30ミリF2.8 絞り優先オート F2.8 1/400秒 -0.3補正 WB:晴れ IS0100 三脚使用 JPEG(※RAWデータをSIGMA Photo Proで現像)