機材レポート

2年前、お風呂撮影に最適な防水モデルGET…で、今も現役『ペンタックス・オプティオWP』

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スイレンの葉の上で、ズブズブと徐々に沈んでいくオプティオWP君…。“防水仕様カメラ”ならではの大胆なブツ撮影ですナァ~。ブラック好きのボクが選んだボディカラーは、当然「マウブラック」。ん~、シンプルでシブい! いろんなカラーバリエーションがあってイイと思うけど、こういうシンプルな色も押さえて欲しい。現行のオプティオW30の色は、ちょっと…ねえ…(苦笑)。

 これは、ボクが所有する防水仕様カメラ『ペンタックス・オプティオWP』。2005年3月に発売された、水中撮影が可能なスリムでスタイリッシュなモデルである。…えっ、「これは『思い出コデジ』のネタだろう」って? いえいえ、違いマ~ス。たとえ古めのモデルでも、今も現役で使っていたら、それは「思い出」じゃありまセ~ン!

 この手の防水・防塵タイプのカメラは、マリンスポーツやアウトドア用として選ぶのが一般的。でも、ボクの場合は「子供とのお風呂撮影用」として選んだ。その前には、オリンパスμ-30をお風呂撮影用にしてたけど、これは防水じゃなくて防滴仕様のモデル。だから、浴槽にポチャン(水没)しないように…と、けっこう気を使ってたからね。だから「約1.5㍍までの深さで30分の水中撮影が可能」という、オプティオWPのスペックには感心した。しかも、普通のデジカメに負けない、スリムでスタイリッシュなボディデザイン! これなら、水中や水辺の撮影だけでなく、一般的な撮影でも抵抗なく使えそう…。

 実際に使ってみて、お風呂撮影での快適さにあらためて感心! まず、「浴槽にポチャンしてもOK!」という安心感がウレシイ(お風呂や温泉は水温が高いのでメーカーは推奨してないけど)。でもって、レンズ部が曇ったり石鹸の泡が付着したら、浴槽の湯にササッと潜らせる。これで、ズームの広角側が38ミリ相当じゃなくて「28ミリ相当」だと、さらにウレシイんだけどね~。ほら、乳児の頃だと、どうしても片手で身体を支える必要があるから、カメラはあまり離せないから…。それでも、貴重な“お風呂でのスナップ”を撮ることができたので、このオプティオWPには感謝してマス。

 その後、オプティオWP~Wシリーズも何度かモデルチェンジしたけど、「これなら、WPから買い替えるだろう!」という画期的なモデルは登場していない気がする。有効画素数500万画素、2.0型液晶モニター、20種類の撮影モード、赤目補正・リサイズ・トリミング・デジタルフィルタなどの機能がある再生モードパレット、1㌢マクロ、MFやPF(パンフォーカス)撮影可能、削除画像復活機能…などなど、ボクの“素のWP”が持つ機能&仕様は、今でも「現役のカメラ」として十分なモノなんだよねー!

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子供とのお風呂撮影用…だけじゃなく、たまには本業(?)の水中撮影も楽しんでみよーっと! スイレンが咲く池に、オプティオWPをそっと浸ける。と同時に、小さな熱帯魚たちがカメラや手に身体を寄せてきた。カワイイっ!! そういう状況下で、マクロモードに切り替え、ストロボを「ソフト発光」にして、連続的に撮影する。なかなかウマく撮れないが(撮影中は液晶モニターも見えないし)、それだけにウマく写ったときの感動も大きい。