機材レポート

2万円台から手に入る! キヤノンのコスパ最強F1.8単焦点レンズ2選

開放F1.2やF1.4といった高性能な大口径レンズは魅力的な存在。だけど高価で、さらには大きく重たいこともあって、ちょっと敷居が高い。そんなとき手が届きやすいのが「F1.8」。フルサイズミラーレス用F1.8単焦点レンズの魅力に迫る!

F1.8単焦点レンズ

目次

  1. パナソニックLUMIXのコスパ最強F1.8単焦点
  2. キヤノンのコスパ最強F1.8単焦点
  3. ソニーのコスパ最強F1.8単焦点&ハイグレードF1.8単焦点
  4. ニコンのハイグレードF1.8単焦点
  5. シグマのハイグレードF1.8単焦点
  6. カールツァイスのハイグレードF1.8単焦点
  7. トキナーとサムヤンのコスパ最強F1.8単焦点

キヤノンのコスパ最強F1.8単焦点

キヤノンはEFレンズでも低価格で人気を博している50mm F1.8というスペックをRFレンズでも登場させてきた。大きなレンズが多いRFレンズ群の中でも異彩を放つコンパクトなレンズである。同じくコンパクトでコスパの高い「EOS RP」との組み合わせはベストマッチだ。

■ RF50mm F1.8 STM

RF50mm F1.8 STM
[参考価格] 28,600円 (税込) [レンズ構成] 5群6枚 [最短撮影距離] 0.3m [最大撮影倍率] 0.25倍 [フィルター径] 43mm [絞り羽根枚数] 7枚 (円形絞り) [大きさ] 外径69.2×全長40.5mm [質量] 約160g

大口径を始めるならまずはこの1本
ボケ自体は少々クセがあるが、ボケを勉強するうえで非常に有用。高感度+バウンスしたLEDライトでナイトセッションも楽々。

■ RF35mm F1.8 MACRO IS STM

RF35mm F1.8 MACRO IS STM
[参考価格] 69,850円 (税込) [レンズ構成] 9群11枚 [最短撮影距離] 0.17m [最大撮影倍率] 0.5倍 [フィルター径] 52mm [絞り羽根枚数] 9枚 (円形絞り) [大きさ] 外径74.4×全長62.8mm [質量] 約305g

ハーフマクロ&大口径は日常の接近戦に最適
最大撮影倍率を1/2倍に抑えることでF1.8の大口径を達成。実用上1/2倍あれば十分だし、そのぶん明るく大きくぼけて、さらにはISを搭載しているところがうれしい。

RF35mm F1.8 MACRO IS STM 作例
キヤノン EOS R6 RF35mm F1.8 MACRO IS STM 絞り優先オート F1.8 1/800 秒 +0.7補正 ISO100 WB : オート

 

次回はソニーのF1.8単焦点レンズを作例とともに紹介します。

※参考価格は記事執筆時点の量販店価格です。