開放F1.2やF1.4といった高性能な大口径レンズは魅力的な存在。だけど高価で、さらには大きく重たいこともあって、ちょっと敷居が高い。そんなとき手が届きやすいのが「F1.8」。フルサイズミラーレス用F1.8単焦点レンズの魅力に迫る!
目次
- パナソニックLUMIXのコスパ最強F1.8単焦点
- キヤノンのコスパ最強F1.8単焦点
- ソニーのコスパ最強F1.8単焦点&ハイグレードF1.8単焦点
- ニコンのハイグレードF1.8単焦点
- シグマのハイグレードF1.8単焦点
- カールツァイスのハイグレードF1.8単焦点
- トキナーとサムヤンのコスパ最強F1.8単焦点
キヤノンのコスパ最強F1.8単焦点
キヤノンはEFレンズでも低価格で人気を博している50mm F1.8というスペックをRFレンズでも登場させてきた。大きなレンズが多いRFレンズ群の中でも異彩を放つコンパクトなレンズである。同じくコンパクトでコスパの高い「EOS RP」との組み合わせはベストマッチだ。
■ RF50mm F1.8 STM
大口径を始めるならまずはこの1本
ボケ自体は少々クセがあるが、ボケを勉強するうえで非常に有用。高感度+バウンスしたLEDライトでナイトセッションも楽々。
■ RF35mm F1.8 MACRO IS STM
ハーフマクロ&大口径は日常の接近戦に最適
最大撮影倍率を1/2倍に抑えることでF1.8の大口径を達成。実用上1/2倍あれば十分だし、そのぶん明るく大きくぼけて、さらにはISを搭載しているところがうれしい。
次回はソニーのF1.8単焦点レンズを作例とともに紹介します。
※参考価格は記事執筆時点の量販店価格です。