機材レポート

コレで気軽にプロ野球観戦が楽しめる!?『パナソニック LUMIX DMC-TZ40』

LUMIX DMC-TZ40
これといった特徴はないが、コンパクトでホールドしやすい「LUMIX DMC-TZ40」。ちなみに、後継モデルの「TZ55」は、自分撮りが可能な180度チルト式モニター採用の影響(?)で、ボディのレンズ鏡筒上部分が少し間延びした感じ。う〜ん、アレはちょっと格好悪いかもネ…。

LUMIX DMC-TZ40
約27.7mm(突起部を除く)という薄型のボディが、この「LUMIX DMC-TZ40」の魅力的な部分。後継モデル「TZ55」は約32.4mm、これまで使ってたソニーの「DSC-HX50V」だと38.3mmだからねぇ。…こうやって握ってみても、何だしっくりくる感じだわ(←重要)。

 先日、昨年の秋から使っていた「ソニー サイバーショット DSC-HX50V」を処分して、新たに『パナソニック LUMIX DMC-TZ40』を購入した。DSC-HX50V:光学30倍ズーム搭載・2013年5月発売。DMC-TZ40:光学20倍ズーム搭載・2013年2月発売…。全然”新た”じゃない(笑)。

 実は、DSC-HX50Vの前に、前モデル「DSC-HX30V」を使っていた。そして、ズーム倍率の拡大(光学20倍→光学30倍)や、露出補正ダイヤルやマルチインターフェースシューの搭載に惹かれて「DSC-HX50V」に買い替えた。…でもなあ、光学ズームの高倍率化の影響もあって、けっこう厚みのあるボディになっちゃったんだよなぁ。う〜、DSC-HX30Vだとピッタリだったネオプレーン製のカメラケースがパツパツ! カメラを手にした際も、いまいち軽快さに欠けるんだよねぇ〜。

…ということで、スリムなボディ&光学20倍の手頃な高倍率ズーム(←物は言い様・笑)に注目して、すっかりお手頃価格になっていた『パナソニック LUMIX DMC-TZ40』を買った。ちなみに、ボクがTZシリーズを購入するのは、2010年の「LUMIX DMC-TZ10」(※25-300ミリ相当の光学12倍ズーム搭載モデル)以来である。

もちろん、こういった高倍率ズーム機では、光学ズームの倍率と同時に”望遠端の画角”も気になってくる。DSC-HX50V:720ミリ相当。DMC-TZ40:480ミリ相当…。ん〜、ちょっと弱いナ、DMC-TZ40。でも、画素数を落とさずに高い解像感が得られる「超解像iAズーム」と、画素数を落として高画質のままズームアップできる「EX光学ズーム」の併用で、大幅なズームアップが可能になる。たとえば、最大画素数の18Mから3段落とした5M(500万画素)設定だと…ドドーンと「1836ミリ」相当!

このくらいの超望遠域までカバーできたら、野球場の外野席からでもバッターボックス内の選手がイイ感じに写せそう…。実は、4月に東京ドームに「巨人−広島」戦を観に行く予定なのよね(フフフ、楽しみ)。その時には、このLUMIX DMC-TZ40を持って行こうと思っている。まあ、1/2.3型センサーのコンデジだから、高感度時の画質劣化とかは覚悟しなきゃいけないけど(ナイトゲームだし)。でも、今回は”撮影は二の次”の野球観戦になるから、こういった軽快な高倍率ズーム機がピッタリ!!

作例1(C)吉森信哉
24ミリ相当
◆パナソニック LUMIX DMC-TZ40 プログラムオート WB晴天 ISO100 三脚

作例2(C)吉森信哉
960ミリ相当(超解像iAズーム使用)
◆パナソニック LUMIX DMC-TZ40 プログラムオート WB晴天 ISO100 三脚

作例3(C)吉森信哉
◆パナソニック LUMIX DMC-TZ40 24ミリ相当で撮影 プログラムオート F3.3 1/20秒 −0.3補正 WBオート ISO100

作例4(C)吉森信哉
◆パナソニック LUMIX DMC-TZ40 480ミリ相当で撮影 絞り優先オート F6.4 1/125秒 +0.3補正 WBオート ISO250

作例5(C)吉森信哉
◆パナソニック LUMIX DMC-TZ40 41ミリ相当で撮影 プログラムオート F3.9 1/800秒 WBオート ISO100