SIGMA 23mm F1.4 DC DN Xマウント実写レビュー！軽量コンパクトと高画質性能が好バランス

相次いで富士フイルムXマウントレンズを投入するシグマから、超望遠ズームレンズと大口径広角レンズが登場した。「23mm F1.4 DC DN | Contemporary」は、開放F1.4の明るさを持つAPS-Cミラーレスカメラ専用設計のコンパクトな大口径広角レンズだ。

自然なボケ味が楽しめる軽量コンパクトな大口径広角レンズ

2本目は「23mm F1.4 DC DN | Contemporary」。開放F1.4の明るさで、暗い場所での撮影やボケ味が生かせるレンズだ。軽量・コンパクトと高画質性能がバランスよく備わっていると感じた。鉄道撮影では、車両を撮るのに加え、旅スナップなど旅情のあるシーンの撮影にも適している。

同社のXマウント用レンズはこれで6本となった。富士フイルムXシリーズユーザーにとって、選択肢が広がるのは喜ばしいことだ。

毎夏カッパのオブジェがやってくる茨城県・那珂湊駅の寸景を絞り開放で撮影。アウトフォーカスとなったホームや車両はクセのない自然なボケ味で好感が持てる。

レンズ構成は10群13枚。SLDレンズ3枚、非球面レンズを2枚使用し、高いMTFを実現。開放から優れた解像性能を有し、「X-H2」や「X-T5」の4020万画素センサーにも十分対応する。

発売日　2023年9月21日
参考価格　64,900円 (税込)

焦点距離　23mm (35mm判換算 35mm相当)
レンズ構成　10群13枚
絞り羽根枚数　9枚 (円形絞り)
最短撮影距離　25cm
最大撮影倍率　1：7.3
フィルター径　52mm
最大径×長さ　φ65.8×79.2mm
質量　335g

※参考価格は記事公開時点の量販店価格です。