機材レポート

ニコン Z5IIC 実写レビュー「もう元には戻れないくらい快適」魚検出AFやシーンモードが楽しい

新搭載の被写体検出「魚」は快適!

「Z5IIC」には初めて、「魚」の被写体検出が搭載されました。筆者は「Z8」でよく水族館撮影を行っているのですが、被写体検出をオートにしていると、魚の目の辺りを認識して、枠が緑色になることがまれにありました。

そんなときは「ラッキー!」と思いながら、AFの恩恵を受けてシャッターを切っていたのですが、今回、本機の魚検出機能での撮影を体験してしまうと、もう元には戻れないくらい快適に撮影できました。

体と目の色が似ていない魚が真横を向いているときは、もちろん何の問題もなくサッとピントが合います。ニシキアナゴも、サメもしっかり合いました。

ニコン Z5IIC 実写レビュー
ニコン Z5IIC NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 F4.5 1/1000秒 ISO10000 WB : オート
ニコン Z5IIC 実写レビュー
ニコン Z5IIC NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 F3.8 1/1000秒 ISO10000 WB : オート
ニコン Z5IIC 実写レビュー
ニコン Z5IIC NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 F4.8 1/1000秒 ISO11400 WB : オート
ニコン Z5IIC 実写レビュー
ニコン Z5IIC NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 F4.5 1/1000秒 ISO5600 WB : オート

 

体がぷっくりしている金魚は、特にピントが合いやすかったです。金魚は体が小さい個体が多いのでピント合わせに苦労するのですが、この魚検出機能があれば、金魚撮影のハードルはぐっと下がるでしょう。

ニコン Z5IIC 実写レビュー
ニコン Z5IIC NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 F4.5 1/500秒 ISO18000 WB : オート
ニコン Z5IIC 実写レビュー
ニコン Z5IIC NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 F4.2 1/500秒 ISO12800 WB : オート

 

魚の前にサンゴなど別の被写体があるとき、魚が斜めになっていたり、カメラに向かってまっすぐに向かって来るときも、小さすぎない魚でしたら、ほとんど目にピントが合ってくれました。

ニコン Z5IIC 実写レビュー
ニコン Z5IIC NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 F3.8 1/1000秒 ISO18000 WB : オート
ニコン Z5IIC 実写レビュー
ニコン Z5IIC NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 F4.5 1/1000秒 ISO10000 WB : オート
ニコン Z5IIC 実写レビュー
ニコン Z5IIC NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 F4.5 1/1000秒 ISO11400 WB : オート

 

同じような色味の被写体が構図内にあるようなシーンや、たくさんの魚がいるシーンでは、構図の中央部にいて、カメラに近い一番手前の魚の目にピントが合いました。一番手前の魚が入れ替わるシーンでは、常に中央部の手前の魚にピントを合わせようとしていました。中央部と手前のどちらを優先するかまでは検証できませんでしたが、後述の動画を見る限りでは、中央部を優先しているように感じました。

ニコン Z5IIC 実写レビュー
ニコン Z5IIC NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 F3.5 1/1000秒 ISO32000 WB : オート
ニコン Z5IIC 実写レビュー
ニコン Z5IIC NIKKOR Z MC 50mm f/2.8 F3.5 1/800秒 ISO25600 WB : オート

これで逆RECを防止できる! 動画録画時のRECランプ

■被写体検出「魚」検証動画

 

「Z5IIC」は動画機としての基本的な性能を有しており、最高で4K UHD 60pでの撮影、フルHD 120pでの撮影に対応しています。フルHDの5倍スロー撮影もできるので、スマホからステップアップしてシネマティックな動画を撮影したい方が楽しめる機種だと言えるでしょう。

頼もしいところでは本体でのN-RAW記録が可能なので、動画のサブ機としても活躍しそうです。「Z5II」では搭載されていなかった、動画録画時のRECランプが搭載されたのもありがたいです。録画していると思って録画を止めたら、逆に録画が始まってしまった⋯⋯ という悲しい「逆REC」体験をされた方は、たくさんいらっしゃると思います。筆者も何回涙を飲んだことか。地味ながら搭載されているとものすごく嬉しいのですよ、このRECランプは。

今回は、被写体検出の検証用動画なのでフルHDでさくっと撮りましたが、水族館のような三脚を立てられないところでも、この軽さでN-RAW撮影ができるのはいいですね。

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