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【フォトキナ2016】カールツァイスはシネレンズからスマホレンズまで幅広くカバー

カールツァイスは、ブース中央に実際の砂や植物を持ち込んで造った大きなフィールドを用意し、その周りで各種レンズの体験ができるようになっていた。また、壁面にはズラリと製品が展示されていたほか、巨大なアポ・プラナー85mmの中では、さまざまな技術展示を行っていた。

 

巨大なレンズを模した展示スペースが目を引くカールツァイスブース。前々回のフォトキナで好評だったため、復活したという経緯がある。

 

実際のフィールドで撮影するかのようにして、各種レンズの操作性や描写を体験できるようになっていた。

 

壁面にはレンズラインナップが展示されていた。右側はカールツァイスの技術者が対応してくれる相談コーナー。

 

相談コーナーは大人気。実際のレンズを手にしながらのレンズ談義は尽きることがない。

 

カールツァイスとソニーとの協業も20年を数える。その歴史を壁面で紹介していた。

 

iPhone6のカメラに装着するアダプターレンズ「ExoLens with Optics by ZEISS Wide-Angle Lens Kit」。カメラ位置が異なるiPhone7用は開発中とのこと。

 

「ZEISS Lightweight Zoom LWZ.3 21-100mm/T2.9-3.9 T*」はコンパクトなシネレンズ。フォトキナに先立ってオランダで開催されたIBCショーで発表されたばかりの新製品だ。

 

ソニー製フルサイズミラーレスシステムのために開発されたBatis(バティス)の展示ケースには、最新モデルの「Batis 2.8/18」と「Batis 2/25」「Batis 1.8/85」がラインナップされていた。

 

こちらも、フルサイズミラーレス一眼「ソニー α7」シリーズ用のコンパクトなLoxia(ロキシア)レンズ。「Loxia 2.8/21」「Loxia 2/35」「Loxia 2/50」に、新製品の望遠レンズ「Loxia 2.4/85」も展示。もちろんブースではタッチ&トライができる。

 

ブースの見どころを解説してくれたカールツァイス株式会社の見崎真子さん。先ほど紹介した相談コーナーは隠れた人気スポットで、それを目的に訪れる来場者も少なくないのだという。