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〈Vol.4 野鳥〉XQDカード×中野耕志 XQDカード超高速Gシリーズが 飛翔する野鳥の躍動感を生き生きと写し止めた!

森林や野生生物のフィールドワーク経験が豊富な写真家・中野耕志さん。今回は、ライフワークの野鳥撮影に、XQDカードGシリーズを挿したニコンD4Sで臨んだ。肉眼を超えたカットには、野鳥たちの命が輝いていた!

 


中野耕志 Koji Nakano
1972年、神奈川県生まれ、千葉・流山育ち。野生生物や自然風景、航空機から二輪レース撮影まで幅広い分野で活躍。特に野鳥と航空機の “飛翔体” 撮影には定評がある。日本写真家協会(JPS)会員。

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翼のフォルムにこだわるため高性能なXQDカードを選ぶ

野鳥撮影は、そもそも狙いの被写体に出会えること自体が限られてしまい、いざ撮るときも、ほんの短い時間しかカメラを向けられない。しかも野鳥に近づくのは至難の業であり、「500ミリは標準、800ミリで望遠」といわれるほどの世界。少ないチャンスを、いかに生かせるかが最大のポイントだ。

 

その意味で、どんな状況でも安心してシャッターが切れ、RAW+JPEG記録でも高速連写を続けられるソニーXQDカードGシリーズは、野鳥撮影の必需品といえる。たしかに、実際に野鳥の飛翔シーンを撮影する場合は、連写時間もそれほど長くないので、高速タイプの最新CFカードでも十分可能なのだが、万全を期するのであれば “最高性能” を選びたくなる。

 

今回の撮影でも、D4SとXQDカードGシリーズはこれまでどおり、とびきりのパフォーマンスを見せてくれた。飛翔シーンでは躍動感のある翼のフォルムにこだわっているのだが、ここぞという美しい一瞬を捉えられた。

 

最高性能に納得しているだけに、より多くのカメラメーカーに、XQDカードの採用を積極的に検討してほしいというのが、ユーザーとしての願いだ。

 

 

いつ訪れるかわからない一瞬をGET!

野鳥撮影には、正直XQDカードGシリーズはオーバースペックにも感じるが、翼の形は肉眼で捉えられず、かつ次々とチャンスが訪れるケースもあり、“迷わずシャッターボタンを押せる安心感” は何ものにも代えがたい。

※この動画は、下記の静止画をもとに作成したイメージです。

ニコン D4S AF-S NIKKOR 400mm f/2.8G ED VR+AF-S TELECONVERTER TC-14E III シャッター速度優先AE 1/1500秒 絞りF4 +1補正 ISO400 WB:晴天

 

万が一に備えた
頑丈な外装が本当に頼もしい


容量も十分で、いったん撮影に入れば、XQD カードを交換するケースはほぼない。とはいえ、屋外撮影であり、予備カードを持ち運ぶにしても、その優れた耐衝撃性に安心感がある。

 

パソコン転送もラクラク
アダプターの付属も◎


宿やクルマに戻り、撮影画像をノートPCにコピーする際もスピーディに行なえる。とりわけ、Macへの転送が超高速なので、大量に撮影した場合でもストレスがない。もちろん、高い信頼性も心強い。

 

 

ソニーXQDカード 超高速Gシリーズは3種類をラインナップ


32GB、64GB、128GBの3種類がそろう。PCI Express Gen.2とUSB3.0のインターフェースに対応。利便性も高い。ウェアレベリング、エラー訂正コード機能など、高度な信頼性も備える。XQDフォーマットVer.2.0準拠。CFカードに比べ、倍以上のスピードを誇る。