特集

いざドローン撮影だ!えっ!申請とか許可っているの!?知っておいた方がイイ情報!

最近、ドローンで撮った空撮映像を目にすることが多くなっています。実機も、実際に個人での入手がしやすくなっています。さらに、カメラや飛行性能も進化して、操作レベルも簡単になってきました。ドローン撮影をやってみたいけどコスト面やテクニック面など躊躇されている方、断言します!始めるなら今ですよ!

今回は撮影テクニックはもちろん、おすすめの機体やドローン撮影を始める際のコスト面など、様々な角度からドローンについてご紹介いたします。これまで見たことのないシーンを求めて大空に羽ばたきましょう!

 

知っておきたい! ドローンのあれこれ

日本のどこで飛ばせるのかしっかり確認しよう

現在、国内でドローンを飛ばせるのは、航空法で飛行禁止空域に定められている場所(人口集中地区〈DID〉、空港およびその周辺など)、そして小型無人機等飛行禁止法で定められた場所(国会議事堂などの国の重要な施設、外国公館、原子力発電所など)以外となる。特に航空法で飛行禁止空域に定められている場所は日本全国に数多くあるので注意しよう。DJIのホームページにあるフライトマップや、日本UAS産業振興会(JUIDA)などが提供するウェブサービス「SoraPass」などで事前にチェックしよう。なお、航空法や小型無人機等飛行禁止法で飛行が禁止されていない場所でも、法令や自治体の条例などによって禁止されている所もある。土地所有者などへの許可が必要なこともあるので、事前にしっかり確認するようにしたい。

DJI 安全飛行フライトマップ:https://www.dji.com/jp/flysafe/no-fly

ドローン専用飛行支援地図サービスSoraPass:https://www.sorapass.com/map/

 

飛行許可申請がネット経由でカンタンに!

 

航空法で定められた空域や飛行方法以外でフライトを行ないたい場合、管轄する航空局への許可承認手続きが必要だ。従来は申請書を送付する方法だったが、今年4月からオンラインでの許可承認手続きが可能となった。時間や場所を選ばず申請ができ、さらに質問に答える形で申請書が自動で作成されるため、手続きがたいへんスムーズになった。

国土交通省(許可・承認手続きについて):http://www.mlit.go.jp/koku/koku_fr10_000042.html

 

落下したときのために保険は必須

空を飛ぶドローンには、機体や部品の落下、それによる器物の破損や人への傷害などのリスクがある。DJIの場合、初年度無償の「DJI無償付帯保険(対人1億円、対物5,000万円/エアロエントリー)」が付属する。また、2年目以降は同じ会社から「DJI賠償責任保険」が発売されている。墜落等による機体の損害を補償してくれる保険もある。

エアロエントリー:https://aeroentry.co.jp/user_data/insurance.php

日本ラジコン電波協会「RCKラジコン保険」:https://rck.or.jp/operator/op_hb_insurance.html

グッド保険サービス「ドローン保険(機体保険含む)」:http://www.goodhoken.co.jp/drone-h/

 

スクールの資格は必ずしも必要ない

現在ドローンにはいくつかの民間資格がある。一部の団体の資格は国土交通省から認知されているが、実際には民間資格がなくても飛ばすことが可能だ。空撮を趣味で楽しむレベルであれば資格は不要と言ってよい。なお、法令などはドローンの本などを買って読めば十分であることが多く、航空局への飛行許可承認などは単発でセミナーに参加すればよい。

 

触れる場所が増えた。まずは体験しに行こう!

自分の周りにだれもドローンを所有しておらず、試すことができないときなどは、販売店が主催する体験会に参加してみよう。多くの場合無料で開催しており、わずかな時間だが、プロポを持ってドローンを操縦することができる。購入もそのショップですれば、いろいろ相談に乗ってくれるはずだ。

セキド無料ドローン体験会:https://www.sekido-rc.com/?mode=cate&cbid=2433733&csid=1