被写体ブレとは、シャッターを開けているあいだ(露光中)に被写体が動いてしまうことで起こるブレ。動いた被写体のみ像が流れ、動いていない背景などはシャープに写る。手ブレ補正機能は、被写体ブレには効果がない。被写体ブレを防ぎたいときは、被写体の動きを止めて写せるだけの速いシャッター速度に設定する必要がある。
なお、画面全体がぶれているのが「手ブレ(カメラブレ)」だ。手ブレは、手ブレ補正機能である程度カバーできるほか、三脚を使うのも有効。
動いている被写体だけがぶれて写るのが被写体ブレ。被写体ブレは、動感を表現したいときに意図的に用いたりもする。