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国内初お披露目!Adobe Lightroom内蔵フルサイズコンデジ「ZEISS ZX1」【CP+2019】

カメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+2019」(2019年2月28日~3月3日/パシフィコ横浜)会場から写真でレポート! 注目の新製品や各社のイチオシ、取材スタッフが見つけた注目アイテムを紹介します。

 

【カールツァイス】ショーケースの中で存在感を光らせるフルサイズのレンズ一体型カメラ「ZEISS ZX1」

カールツァイスは、フォトキナ2018(2018年9月26日〜29日/ドイツ・ケルンメッセ)で発表されたフルサイズセンサー搭載のレンズ一体型カメラ「ZEISS ZX1」をショーケースの中で展示して、来場者の熱い視線を集めていた。

 

 

2台のショーケースの中で静かに回転する「ZEISS ZX1」は、国内初お披露目となるだけにその注目度は予想以上に高い。発表時点では、2019年春の発売に向けて開発を進めていくということだったが、CP+での新たな情報のアップデートはなく、ブースでも製品に関するアナウンスがなかったのは、ちょっと残念。

 

 

現時点でわかっているのは、固定式のDistagon T* 2/35を採用し、内蔵ストレージとしてSSD(512GB)を搭載。メモリーカードスロットは持たない。センサーは35mmフルサイズセンサーで、アンドロイドOSとLightroom CCを搭載するといったところだ。

 

 

発売日や価格、詳細なスペックは未定。操作性はどうなのか、どんな画像が撮れるのか、価格はどのくらいに落ち着くのか、いろいろな想像を膨らませてしばらく楽しませてくれそうだ。新たな情報を待ちたい。
 

 
〈文・写真〉柴田 誠