写真のためのタブレット活用術⑤データ管理はクラウドを活用しよう
パソコンよりも持ち運びやすく手軽なタブレット。性能が向上した本格的なアプリも出始めて、実用度がアップしてきた。そこで本企画では、「写真のためのタブレット活用術」と題して、全7回にわたって写真撮影を楽しむ人向けに活用テクニックなどを紹介していく。そろそろ本気でタブレットを始めよう!
第5回となる本稿では、クラウドを利用したデータ管理について解説する。
写真のためのタブレット活用術
① 「写真作品を見せる」にはタブレットが最適解!? ポートフォリオにもオススメ
② タブレットで直感的に画像編集! アドビ「Lightroom for iPad」の使い勝手がかなり良い
③ 2019年、フル版PhotoshopがiPadで使えるようになる! 現状のフォトショップ系アプリもおさらい
④ タブレットとカメラを連携させると何が便利? メーカー純正ソフトでカメラをコントロール!
データ管理はクラウドを活用しよう
現状ではタブレット本体に保存できるデータ容量は、どうしても限られている。最近ではパソコンに負けないような高容量のモデルも販売されているが、かなり高価だ。
そこで、オススメなのがクラウドサービスを活用すること。クラウドに大事な写真を保管しておくことで、万が一タブレット本体を紛失しても、ほかの端末から救い出せるという利点もある。SNSなどと連携しているサービスもあるので、写真を共有する場合にも便利だ。
数多くのサービスがあるので、いろいろ試してみて、使い勝手の良いものを選ぼう。数GBの無料版から使うことができることも多いので、一回試してほしい。ポータブルHDDなどを持ち歩く必要がなく、インターネットに繋がればどこからでも、クラウドサービスにアクセスできるというのも魅力だ。
代表的なクラウドサービス
Adobe Cloud ストレージ
無償メンバー 2GB無料
フォトプランは20GB無料
有償で10TBまで追加可能
Google Drive、Google One
無料 15GB
100GB 250円/月
200GB 380円/月
Dropbox
無料 2GB
2TB 1200円/月
3TB 2000円/月
写真・解説/P.Taichi Imai