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もうすぐ量産化? ユニークなレンズで注目のLAOWAがシネレンズを開発【Inter BEE 2019】

2019年11月13日(水)〜15日(金)の3日間、千葉の幕張メッセで開催された「Inter BEE 2019」(International Broadcast Equipment Exhibition 2019 = 2019年 国際放送機器展)。音と映像と通信のプロフェッショナル向け展示会だが、会場にはアマチュアにおすすめの写真機材も数多く展示されていた。会場で見つけた注目のアイテムやユニークな製品をピックアップして紹介する。

【サイトロンジャパン】量産モデルに近づいたLAOWAのシネレンズを参考展示

Inter BEE 2019【サイトロンジャパン】LAOWAシネレンズ

LAOWA(ラオワ)の各種レンズを展示していたサイトロンジャパンのブース。既存のレンズだけかと思ったら、参考出品のシネマ用レンズが5本も展示されていた。いずれもフォトキナCP+で参考展示していたものだというが、より量産モデルに近いものになっているとのこと。

「OOOM 25-100mm T2.9 (Arri PL)」は、昨年のフォトキナでも参考展示されていたもの。プロトタイプだったものからブラッシュアップされて、量産化に向けてデザインに手が加えられている。発売時期や価格は未定だ。

LAOWA OOOM 25-100mm OCCM 25-100mm T2.9

 

「7.5mm T2.1 Cine (MFT)」「12mm T2.9 Zero-D Cine (Arri PL)」「9mm T2.9 Cine Zero-D (ソニーE)」「15mm T2.1 Cine Zero-D (ソニーE)」の4本もまだまだ開発途中だという。来年のCP+でどんなアナウンスがされるのかが気になるところだ。

Inter BEE 2019【サイトロンジャパン】LAOWAシネレンズ
▲左上から時計回りに「7.5mm T2.1 Cine (MFT)」「9mm T2.9 Cine Zero-D (ソニーE)」「12mm T2.9 Zero-D Cine (Arri PL)」「15mm T2.1 Cine Zero-D (ソニーE)」

 

 

〈文〉柴田 誠