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【今さら聞けないカメラ・写真用語】「ペンタプリズム」って何?

いつも何気なく使っているカメラ用語。なんとなくわかっている気がしても、実はよくわかっていない言葉がたくさんある。用語を正しく理解すれば写真仲間と話しも弾むハズ。デジタルカメラにまつわる用語を解説しよう。
 

ペンタプリズム【ぺんたぷりずむ】

一眼レフの光学ファインダーに使用されるガラス製の多面体のことで、正確には「ペンタゴナルダハプリズム」。側面から見た断面が5角形であるところからこの名がある。底面から入射した光を内部で3回反射させることで正立正像にしている。ガラス製なので重いうえに高価なため、入門機では中空構造のペンタダハミラー(軽量で安価)が多く使用される。

 

ペンタプリズム
▲ペンタプリズムはフォーカシングスクリーンに映った像(正立・左右逆像となる)を正立正像にするためのもの。目の高さでカメラを構えられる、被写体の動きをファインダーで見ながら追いやすいなどのメリットがある。