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【今さら聞けないカメラ・写真用語】「F値」って何?

写真を撮影するための要となる交換レンズ。レンズにもさまざまな用語が存在する。レンズ用語を理解すれば、愛用カメラにピッタリのレンズ選びが楽しめる。交換レンズにまつわる用語を紹介しよう。

F値【えふち】

レンズを通った光によってできた像の明るさを表す数値で、F数、Fナンバーとも言う。有効口径 (被写体側から見たときのレンズを通る光束の直径) と焦点距離の比を口径比と言い「1 : 1.4」などのかたちで記載する。この「1.4」の部分を抜き出したのがF値で「F1.4」などと表記する。レンズの最小のF値を特に「開放F値」と言い、これが小さいものを「明るい」や「大口径」と言う。

 

NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct
▲開放F値0.95の「NIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noct