特集

【今さら聞けないカメラ・写真用語】「画角」って何?

写真を撮影するための要となる交換レンズ。レンズにもさまざまな用語が存在する。レンズ用語を理解すれば、愛用カメラにピッタリのレンズ選びが楽しめる。交換レンズにまつわる用語を紹介しよう。

画角【がかく】

画面に写る範囲をカメラの位置から見た角度で表したもの。レンズのスペックとしては画面の対角線方向の数字が記載される。

画角は焦点距離と撮像画面の大きさで決まり、焦点距離が同じなら画面サイズが大きいほど画角は広くなり、画面サイズが同じなら焦点距離が長いほど画角は狭くなる。一般的には対角線画角が45度前後のものを標準レンズ、それより広いものを広角レンズ、狭いものを望遠レンズと言う。

 

タムロンSP単焦点レンズ
▲タムロンの単焦点レンズ。焦点距離・対角線画角は左から、広角レンズ「SP 35mm F/1.8 Di VC USD」が35mm・63°26’、標準レンズ「SP 45mm F/1.8 Di VC USD」が45mm・51°21’、中望遠レンズ「SP 85mm F/1.8 Di VC USD」が85mm・28°33′ (いずれも35mm判フルサイズデジタル一眼レフカメラ使用時)。