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【今さら聞けないカメラ・写真用語】「レンズ構成」って何?

写真を撮影するための要となる交換レンズ。レンズにもさまざまな用語が存在する。レンズ用語を理解すれば、愛用カメラにピッタリのレンズ選びが楽しめる。交換レンズにまつわる用語を紹介しよう。

レンズ構成【れんずこうせい】

写真用レンズの光学系の内容のこと。写真用レンズはいろいろな形の凸レンズや凹レンズの組み合わせで形作られていて、カタログスペックでは「5群6枚」といった形で表記する。「群」は貼り合わせたひとかたまりのレンズを指し、5群6枚であればレンズが6枚使われていて、そのうちの2枚が貼り合わせとなっていることがわかる。レンズ構成を視覚化したものがレンズ構成図だ。

レンズ構成図

SP 35mm F/1.4 Di USD
▲「タムロン SP 35mm F/1.4 Di USD」のレンズ構成図。全部で14枚のレンズが使われていて、そのうち貼り合わせたレンズが4組の10群14枚構成。ガラスモールド非球面レンズが3枚、異常低分散のLDレンズが4枚採用されている。