イチからはじめるInstagram 第1回:Instagramの概要とアカウントの作り方
皆さんはInstagram(インスタグラム)を使っているだろうか。Instagramといえば、若い女性がキラキラした写真を投稿するイメージかもしれない。しかしInstagramは創業者がカメラ好きな人を意識して作ったSNSで、リリース当初はアーティスティックな写真を発表する場として使われていたのだ。文章を書くことが苦手でも、Instagramなら言葉はいらない。写真を軸に世界中のユーザーと交流できるInstagramは、カメラ・写真愛好家にぴったりだろう。そこで、今からInstagramを始めたい人のために、Instagramの使い方を連載形式で説明していく。今回は、Instagramの魅力、そしてアカウントの作り方を解説する。
Instagramの成り立ちと主な機能
まず、Instagramの成り立ちから説明していこう。
Instagramはアメリカで2人の創業者により2010年にリリースされたiOS専用のアプリだった。当時のアプリアイコンを覚えている人はいるだろうか。カメラを正面から見たイラストの左上には虹色のストライプがあしらわれていた。そう、ポラロイド社のロゴにもデザインされている虹色だ。Instagramはポラロイドのカメラからインスパイアされて、そのデザインにしたと言われている。当初は写真のサイズが正方形だったことも、ポラロイドのインスタントカメラやコダックのインスタマチックをイメージしていたようだ。
その後、2012年にFacebookにより買収され、創業者の2人は退社。アプリのアイコンも現在のものに変わった。iOSだけでなく、Androidにも対応。長方形の写真も投稿できるように進化した。
Instagramの主な機能は、フィード(通常の投稿)、ストーリーズ(24時間で自動消去)、ダイレクトメッセージだ。フィードには正方形、縦長、横長の画像や動画を投稿することができる。長い文章も同時に投稿できるが、基本はハッシュタグ(#)で箇条書きのように思いを記していく。
ストーリーズは、24時間で自動消去する機能で、縦長が基本だ。テキストや画像、動画を投稿できる。国内ユーザーの70%はストーリーズを活用しているとInstagramが発表している通り、若い世代を中心にストーリーズの人気は高い。Instagramには投稿する場が2種類あることになるが、とっておきの画像や動画はフィードに、日常の瞬間をシェアするならストーリーズに、といった使い分けがされている。
アカウントを作成する
ではさっそく、Instagramの使い方を説明する。まずはアカウント作成だ。
Instagramのアカウントは、電話番号、メールアドレス、もしくはFacebook連携で作成できる。もっとも手軽にアカウントを作るには、メールアドレスがおすすめだ。電話番号で作成するとアカウントのセキュリティが強固になる。Facebook連携でアカウントを作ると、プロフィール画像と名前をFacebookから引き継げるようになる。
Instagramのアカウントは複数作成できるため、「風景写真専用」「友人と繋がる用」などアカウントの使い分けも可能だ。今回は、ひとつめのアカウントをメールアドレスで作る方法を解説する。
(1)アプリを起動
(2)メールアドレスを入力
(3)「名前」を追加
(4)パスワードを作成
(5)誕生日を入力
(6)ユーザーネームを登録
(7)Facebookの友達からInstagram利用者を検索
(8)連絡先からInstagram利用者を検索
(9)プロフィール写真を追加
(10)ログイン情報を保存
(11)フォローする人を探す
(12)通知の設定
(13)連絡先との同期設定
(14)アカウント完成!
(15)メールアドレスを認証
プロフィールを設定する
アカウントが作成できたら、プロフィールを設定しよう。プロフィール写真は顔写真でなくてもかまわない。自分らしい写真を選ぼう。また、自己紹介文に自分の好きな写真や愛用のカメラ名などを記しておくと、共通の知り合いと出会えるかもしれない。
(1)プロフィールボタンをタップ
(2)プロフィール画像の箇所をタップ
(3)「プロフィール写真を追加」をタップ
(4)「ライブラリから選択」をタップ
(5)設定したい写真を選択
(6)「プロフィールを編集」をタップ
(7)「自己紹介」を入力
(8)完成!
これで準備は整いました。次回はフィードに投稿する方法やエフェクト、画像加工などについて解説します。