イチからはじめるInstagram 第2回:フィードへの投稿
写真を通じて世界中の人と交流できるInstagramは、外出がままならない今こそ愛用してほしいサービスだ。第1回ではアカウントの作成方法を説明したので、今回は写真を投稿する方法を解説する。
Instagramの投稿はスマホから行うのが基本
Instagramへの写真投稿は、スマホに保存している画像を投稿する方法と、Instagramアプリのカメラ機能で写真を撮って投稿する方法がある。本サイトの読者は、スマホでの撮影よりも一眼レフやミラーレスでの撮影がメインだろう。その場合はデータをPCに取り込むケースが多いと思うが、そのままPCからInstagramに投稿することはできない。Instagramへの投稿は基本的にアプリのみとなっているため、クラウドサービスなどを使ってスマホに保存してから投稿してほしい。ちなみに、Instagramの閲覧はPCからでも可能だ。
※ブラウザのモバイル表示機能を使えばPCからでも投稿可能
Instagramにはいくつかの投稿手段があるが、今回はInstagramと聞いてまずイメージされる「フィードへの投稿」について解説する。フィードは今起こっていることを伝えるというよりも、とっておきの写真を投稿してショーケースやポートフォリオのように置いておく場だ。投稿には、文章のほか、ハッシュタグ(#)、場所(店名やスポット名)、他のアカウントのタグ付けを追加することができる。
スマホに保存している画像をフィードに投稿する手順
Instagramでは投稿前に加工ができる
スマホに保存している写真をフィードに投稿するとき、Instagramで加工することができる。ひとつは、「LUX」という自動補正機能、ふたつめは「フィルター」によるエフェクト加工だ。3つめの「編集」では、傾き調整や彩度などの加工を施せる。画像は正方形、縦長、横長を選択でき、1つの投稿で1~10枚まで投稿できる。
まずは画面下の「+」ボタンをタップしてみよう。
スマホに保存している写真の一覧から投稿する写真を選ぶと、上部にプレビューが表示される。プレビューの下に表示されるボタンは左から、「画像の縦横サイズ(で投稿)」、「Boomerang(ミニ動画作成)」、「レイアウト(コラージュ)」、「複数を選択」だ。カメラで撮影した写真はたいてい横長(もしくは縦長)なので、そのまま画像をアップしたいのであれば一番左のボタンをタップする。
横長の写真になったので「次へ」をタップする。
「LUX」で補正するには、画面上部のボタンをタップする。
補正レベルはバーで調整しよう。
「フィルター」は一覧から好きなフィルターを選択する。再度タップすると、フィルターの強弱を調整できる。
「編集」をタップすると、メニューが表示される。ここでは「明るさ」をタップ。こちらもレベルを動かすことで補正量を調整できる。
補正が完了したら「次へ」をタップする。
「ハッシュタグ」を活用しよう
次の画面では、文章を入力する。ハッシュタグもここで追加する。
ハッシュタグは「ハッシュタグ記号(#)+任意のキーワード」から成り、タップするだけで同じハッシュタグのついた投稿を検索できる機能だ。自分の投稿に入れておくと、ハッシュタグ検索で誰かが自分の投稿を見てくれる可能性が高まり、フォロワーの増加に繋がる。
ちなみに、ハッシュタグは「シャープ」と混同されることがあるが、異なる記号だ。縦の棒が斜めになっている半角の記号がハッシュタグになる。入力する際には記号から入力するか、「はっしゅたぐ」と入力して変換するといいだろう。
入力時の注意点としては、ハッシュタグの前後には半角スペースを入れること。ハッシュタグ記号を入力し、キーワードを途中まで入れると候補が出てくるので、そのなかからタップして入力することもできる。
ハッシュタグには写真の場所や内容だけでなく、「#また行きたい」のように思っていることなどを記してもよい。完成したら「OK」をタップする。
必要であれば、タグ付け、場所の追加を行う。タグ付けは他のユーザーのアカウントへのリンクを設定できる機能だ。誰かと一緒に撮影した写真にタグ付けすると、投稿を見た人がそのアカウントに飛べる。場所の追加は、写真を撮影した場所を書き込める機能だ。場所の箇所をタップすると、同じ場所を登録した投稿が表示される。
入力が完了したら「シェア」をタップする。
これでフィードに写真を投稿することができた。
投稿で自分が付けたハッシュタグをタップすると、同じハッシュタグを付けている投稿が表示される。投稿をタップするとユーザーのアカウントページが表示されるので、気になるユーザーがいたらフォローするといいだろう。
次回は近年伸びているもう1つの投稿方法「ストーリーズへの投稿」について解説する。