2021年6月15日〜16日にパシフィコ横浜で開催されたフォトグラファーズ&フォトビジネスフェア「PHOTONEXT (フォトネクスト) 2021」。2年ぶりに開催されたリアルイベントの会場から、気になった製品をピックアップして紹介する。今回、カメラメーカーで唯一出展した富士フイルムのブースでは、さまざまなサービスが紹介されていた。
QRコードを利用したチェキの活用方法をデモ
出展社の中で、もっとも大きなブースを構えていた富士フイルム。中でも注目は、インスタントカメラ “チェキ”instaxシリーズのQRコードを使ってメッセージなどを添えられる機能のデモだ。その場ですぐにプリントできるので、スマートフォン用プリンターとしても使うことができる点もアピールされていた。
「instax mini LiPlay」(2019年6月発売) を使ったもので、新しい機能ではないが、実際に宮崎の「フェニックス・シーガイア・リゾート」で利用されているサービス。実例を交えて紹介されていた。
QRコードを使って、キャンペーン情報やクーポンコードなどオリジナルのサービスが提供できることをアピール。ビジネスショーらしい機能の紹介方法だ。
カードサイズのフィルムに、オリジナルフレームを作ったりQRコードを使った音声メッセージなどの利用ができる「instax mini LiPlay」。
新レンズの展示や1億画素ミラーレスの撮影体験コーナーも
ブースの一角には、GFXシリーズ、Xシリーズのラインナップが展示されていた。今回はカメラの展示がメインではないので、スペースはそれほど広くはない。また、今回はラボ機の展示もなく、サービスの紹介に重点が置かれていた。
発売されたばかりの大口径広角レンズ「XF18mm F1.4 R LM WR」が目立つように展示されていた。
感染症対策のため、説明員は手袋を着用。来場者にもブース入り口で手袋が渡される。
1億2百万画素ラージフォーマットミラーレス「GFX100S」の撮影体験コーナーも設けられていた。
新サービスの一つ、フォトブックのハードカバーも紹介されていた。