特集

応募総数4610作品! CAPA40周年記念フォトコンテスト結果発表

  1. グランプリ
  2. A部門「未来に残したい1枚」
  3. B部門「俺の&私の相棒カメラ」
  4. 協賛社賞

B部門「俺の&私の相棒カメラ」

最優秀賞「撮って撮られて」

高木博規さん (愛知県 / 68歳)

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品

作者コメント
松本市へ旅行に行った時、妻に撮ってもらいました。

選評 (ハービー・山口)
鏡を巧みに使い、こだわりのカメラを構えている自分自身の姿を奥さまが撮影しているという複雑な構成をうまく収めています。ご夫婦間の温もり、作者の写真への情熱も伝わってきます。鏡を使うことで異次元の構図が生まれます。背景に日光が差し込んでいて、この写真をポジティブなものにしています。私はレイヤード(重ねる)写真と呼んでいるのですが、街にあるショーウィンドーも利用できますが、家庭内でもこうした発見があると世界が広がります。

優秀賞「錆びたピットの上で」

香月常治さん (福岡県 / 71歳)

CAPA創刊40周年記念フォトコンテスト入賞作品

作者コメント
錆び付いたピットの上に、歴史を感じさせるオリンパス PEN。50年以上手元に置いています。このカメラが活躍していたころが懐かしいです。

選評 (織作峰子)
50年以上手元に置き眺めている光景が目に浮かびます。その大切にしている愛機を外に持ち出し、錆びたピットと共に撮影。海風と雲の色が潮の匂いと共に届いてきます。嗅覚をくすぐる作品だと思いました。モノが存在することの意味は大きいと思います。昔の思い出を思い起こしタイムスリップさせてくれるカメラを、いつまでも大切にしてあげてください。

優秀賞「受け継ぐもの、受け継がれるもの」

吉岡泰良さん (東京都 / 29歳)

CAPA創刊40周年記念フォトコンテスト入賞作品

作者コメント
0歳の息子と、相棒であるキヤノン EOS-1D Xを撮影してみました。ファインダーから被写体を捉えているような目力に、カメラマンの遺伝子が受け継がれていると感じました。

選評 (菅原隆治)
カメラのファインダーを覗き込む視線が鋭い! 口元はキリッと引き締まり、しっかりストラップを握っています。もう将来は決まりましたね。期待しています。愛機と愛息の見事にアンバランスな組み合わせ。B部門へのご応募でしたが、A部門のテーマ性も備えた作品です。吉岡さん、ぜひ息子さんに毎日カメラを触らせてあげてください。1D Xは防滴仕様ですから多少のよだれは大丈夫かと思います (笑)。

特選「がらくた思い出」

おどみ岐諷さん (徳島県 / 72歳)

CAPA創刊40周年記念フォトコンテスト入賞作品

作者コメント
終活の一環として、古い写真の整理をしている。今から思えば、いろいろな思い出もがらくたのように見えた。古い写真を散らした真ん中付近に50年前初めて手にした一眼レフを配した。

選評 (ハービー・山口)
今までご自分で撮ってこられた多数の写真プリント、そしてその上に使用していたカメラを置きました。写真と共に生きてきたからこそ生まれた発想です。言わばご自分の人生の縮図です。ご自身は「がらくた」とへり下っていらっしゃいますが、もう一度見直せば処分どころか、将来に残したいカットが埋れているのではないでしょうか。終活とおっしゃらず、この山から作品をつくる出発点にしたらいかがでしょうか。

特選「ありがとう」

生出弘恵さん (東京都 / 34歳)

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品

作者コメント
娘が1歳になる時に買った初めてのフルサイズカメラ。いつも出かける時は一緒で、共に娘の成長を見守ってきた相棒のような存在です。買い替えのタイミングで寂しくなった娘が最後にカメラをぎゅっとした瞬間に撮った一枚です。

選評 (日野文彦)
タイトルの「ありがとう」がストレートに伝わってくる、可愛らしい表情の一枚です。お母さんと娘さんのこれまでに撮影を続けてきた、「撮り慣れた」「撮られ慣れた」二人の関係性も作品に写っているような感じがしました。カメラ機材はいずれ変わったとしても、これから先もずっと成長を撮り続けていってほしいと思います。

特選「カメラバーとエゾフクロウ」

船越誠さん (北海道 / 59歳)

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品

作者コメント
昔使っていたカメラと三脚でカメラバーを作り、これにエゾフクロウが止まってくれることを狙って何度も挑戦しました。なかなか止まってくれずレンズ部分を白く目立つようにしたり、止まっても衝撃で何度も倒れたためカメラボディの下に伸縮式のバーを付けて補強したりと、試行錯誤しました。フクロウが動き出すのは日没後のため暗さも大敵でしたが、なんとか撮れたので、この古い機材は第2の人生スタートです。

選評 (菅原隆治)
ちょっとカメラから離れていたらフクロウが止まっていた、のかと思いきや、コメントを見るとこのシーンを想定して狙って撮ったとのこと。しかしそれで実際に撮れてしまったのですからスバラシイ! 観察と試行錯誤を重ねた賜物です。フクロウも、カメラが倒れないように強度のありそうな支点を見極めて止まっているようです。さらに爪先でシャッターを押したらスゴイですね。その先に船越さんが写っていたりして。

入選

CAPA創刊40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「雑踏の中で」佐藤隆之さん

CAPA創刊40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「家族のための中判カメラ」林弘樹さん

CAPA創刊40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「ウエストレベルファインダー」佐藤利彦さん

CAPA創刊40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「愛機が獲得した栄光」大倉靖生さん

CAPA創刊40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「やっと出逢えた我が友」島本浩一さん

CAPA創刊40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「ながーい付き合い」村山明寛さん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「里帰り」大野龍男さん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「森の中へ」山口一彦さん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「お洒落カメラが釣りの相棒に」豊田靖宏さん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「愛機とCAPAの40年」木田宏さん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「スマイル PowerShot G11」小山田浩明さん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「小さなカメラマン」小野真さん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「私の時間」夏秋ゆりさん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「相棒の瞳が映すもの」栁澤桜子さん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「my life」寺口馨さん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「愛機 Df 改」西川拓応さん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「妻の相棒」だいだいさん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「夕暮れの観覧車」村松克則さん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「ラブコラボ (GXR×ミク様)」白方大地さん

CAPA40周年記念フォトコンテスト入賞作品
「撮り合いっ子」林巧さん

 

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