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作例動画でわかる! 食わず嫌いの写真ファンに送る一眼動画“超”入門

どんどん高性能になっている一眼カメラの動画機能ですが、使ったことがない人も多いのでは? そんな“食わず嫌い”さんのために、鉄道の動画撮影を積極的に楽しんでいる鉄道写真家・村上悠太さんが解説動画を作ってくれました!

 

動画の内容を、ワンポイントアドバイスとともにダイジェストで紹介します。詳しい解説は『CAPA』2022年1月号をご覧ください。

写真より具体的な表現ができる

動画では映像に音も加わり、より具体的にシーンを表現できる。また、列車が迫り来る迫力や、走り去った後の余韻も色濃く残すことができる。

食わず嫌いの写真ファンに送る一眼動画“超”入門

シャッタースピードによる見え方の違い

かつてはフレームレートと同じ数値 (60Pなら1/60秒) を基本としていたが、4Kなど動画の高精細化が進み、もう少し写し止めたほうがキレイに見えることが増えてきたため、僕は現在1/100秒~1/125秒あたりを基本としている。

食わず嫌いの写真ファンに送る一眼動画“超”入門

動画撮影の大敵「フリッカー」に注意!

阪急9000系のLEDをシャッター速度を変えて撮影した。文字が欠けてしまうほどのフリッカーは一目で気づくが、薄い縞模様程度だと少しわかりづらい。背面モニターだと気付きにくいので、重要な撮影の場合はなるべく大きなモニターで確認しよう。夜間は他の光源も注意深く確認したい。

食わず嫌いの写真ファンに送る一眼動画“超”入門

動画の構成によるリズム

左に列車が抜けた次のカットに、左から右に列車が走り抜けるカットを配置することで、鑑賞者の目線を適切に移動させてテンポを作る。左右への動きを意識するだけで、リズミカルな動画にすることができる。

食わず嫌いの写真ファンに送る一眼動画“超”入門

 

『CAPA』2022年1月号の「食わず嫌いの写真ファンに送る 一眼動画“超”入門」では、基本から詳しく解説しています。