ポイント② 順光? サイド光? 逆光? いい光の選び方
桜がキレイに写るかどうかは光次第といっていい。満開の桜でも、いい光を選ばないと美しさが出ない。形のよさや色を狙ったり、風景と一緒に写す場合は、サイド光がベスト。適度な影により立体感が出て、花色も美しく写る。順光では平面的な写真になりやすい。また、花の輝きを出すなら逆光で狙うのもオススメだ。暗い背景を選べば、桜の存在感が一層際立つ。
順光
桜に対して正面から光が当たるため、自然な色は出るが、影が少なく平面的になりやすいのが欠点である。
サイド光
横からの光によって適度な影が出て、桜を立体的に見せられる。順光より花の色に透明感が出るのも魅力だ。
逆光
背後から差し込む透過光により、透き通るように輝く桜が撮れる。シルエットになった背景を選ぶと効果的。
■逆光の失敗例
逆光でも背景が明るいと 桜が背景に埋もれてシルエットになってしまう。