ポイント④ 曇天・雨天ならではの桜を撮ろう
花見は晴天のほうが気持ちがいいが、天気がよくない日でも写真は撮れる。曇りの日は広い風景として桜を見せるのには向かないが、光が柔らかいので、花の質感描写に適している。また、雨の日は桜が濡れて艶やかさが増し、水滴から雨の雰囲気が強く感じられる。あきらめずに、曇天や雨天でしか撮れないものにレンズを向けたい。
水滴を生かす
雨滴の付いた桜をクローズアップすることで雨の雰囲気を捉えた。雨に濡れた桜の艶やかさも引き出せる。
曇天で柔らかな質感を出す
曇りの日は光が拡散するため、桜の質感を引き出しやすい。こんもりとした花房を切り取るのがオススメ。
霧を生かす
降雨のときや雨上がりには山々に霧がかかることがある。背景に霧を入れると、山深さや臨場感が感じられる。